伊佐沼 キタミソウ観察会 | ジャマイカの自然観察だより

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最近は伊佐沼を中心に野鳥観察を楽しんです。

 

おはようございます。晴れ

 

 

11/7  川越環境ネット、生態系保護協会共催の「キタミソウ観察会」に行ってきました。

実はキタミソウは初めて聞く、見る名前でしたが、

いつも行ってる伊佐沼に珍しい花が咲いてるということで参加しなければと・・

キタミソウについて   ネットより

ゴマノハグサ科の1年草

カムチャツカ、シベリアから北欧にかけて、北極圏に近いツンドラ地帯に広く分布する小さな草で、

北海道の北見で1901年に発見されたことからこの名前がつけられました。

最近では行田市や岩槻市、草加市、越谷市など埼玉県の各地に点々と隔離分布しています。

国のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類とされているたいへん希少な植物です。

埼玉県希少野生植物種に指定

伊佐沼では平成30年、自生が確認されてます。

 

観察会は、蓮見橋のあずま屋集合、30名以上集まり、2班に分かれて観察会が始まりました。

伊佐沼の周りには群生してる場所が何か所かあります。

西側の水路脇、手前に見える緑色がキタミソウ。

これがキタミソウの葉です。

冬なんですが、鮮やかな緑色です。

葉っぱだけかと思ってたらよく見ると小さな白い花が咲いていました。

数が少ないと思っていましたがあたり一面にキタミソウはありました。

下に降り、虫メガネやスマホでみんな花を探します。

葉はへら状で花は白色で2~3㎜の小さな花です。

伊佐沼では11月~12月に開花

一度見つけるとここにもここにもとたくさん咲いていました。

きれいとはいいがたい花ですが、小さくて可愛い花です。

次は場所を変えて、一番広い場所です。

いつもはカモたちが食事している場所です。

許可を取っているので中に入ります。

夏の間は水没してる場所ですが、キタミソウは水眠していて

10月、11月に水が引けると群生地を形成します。

一面、群生でした。叫び

 

 

 

 

最後に協会の方の話があり解散となりました。

キタミソウはまだわからないことがたくさんあるようです。

 

ハスを増やすこと、キタミソウを保護すること、いろいろ問題があるようですが、

多くの人の人力があって守られてるようです。

わたしも微力ですがお手伝いができたらと思います。

 

 

 

キタミソウ観察会の後、いつものように沼を1周します。

素敵な風景でした。音譜

いつものメンバー

アオアシシギ、ツルシギ

アオアシシギ、オオハシシギ

イソシギ

ハマシギ

セイタカシギ

オオバン

ヒドリガモ

オオバンが陸に上がり採餌

おいしいものがあるようです。

ヒドリガモも一緒に

オオバンが気が付いて・・・

退散しました。ニコニコ

オオバン退散の後は・・ニコニコ

遠くにタシギがお休み中

 

可愛いジョウビタキ、毎年この辺にいますね。ニコニコ

 

初めての市の観察会に参加。

キタミソウ、初めての花に出会え、ちょっと感激です。

 

11/7 伊佐沼でした。