【45点】監督:岡山一尋

加藤小夏が観たくて、ただそれだけで映画館に行ってきました。
残念、ストーリーがダメです。映画としてのレベルに達していません。


但し、
加藤小夏は、圧倒的に輝いています。
それだけに、悔しいし、腹立たしい。



純喫茶・モアのメイド店員として働く、モナコ (加藤小夏) は、、裏メニューの合言葉で探偵事務所に早変わりする。
その合言葉は、「ホワイトコーヒー」の注文。
このホワイトコーヒー、実に不味そうなのです。濁った透明色の湯?(コーヒー) に、ミルクを混ぜて、=ホワイトコーヒーってなに?
CGとか使って、美味しそうに見せてよ。



加藤小夏、主人公のモナコ。
可憐で可愛く、聡明感があって美しい。

演出で3点NG。
① 変なイントネーション使っています。元々滑舌は良いのですから、余計なことはしない方がよいです。
② アクションも、最初の相手の腕を決める技は上手く撮れていますが、最後の蹴りやパンチは下手過ぎです。アクション映画ではないですが、最低ラインの格闘を撮ってください。


③ 最大の失敗は、メイドの白衣装が似合わないこと。加藤小夏の美力でなんとかカバーしていますが、本気ですか?
潜入捜査のスーツ姿や、茶色いメイド服の方が、100倍似合っていました。



さらに、
モナコの子役、加藤小夏に全く似ていません。
顔つき、背丈、雰囲気……考えているのでしょうか?
又、話の時間軸的にも子役の必要性はありません。加藤小夏のみで、様変わりするべきです。



肝心のミステリー、陳腐で安っぽくて、つまらないです。
謎解きで、ワイプやエフェクトの映像小技を多様しますが、そもそものストーリーがダメなので、悪循環です。



川崎麻世のマスター、元刑事の設定ですが、推理も捜査も助言もしません。
意味あるの?



ミチルさん (奥貫薫) とモナコの関係、過去の話、最後まで未完というか、置き去り放棄です。
まさか、続編への言い訳とか、あり得ませんよ。



加藤小夏さま、主役は嬉しいのですが、これでは黒歴史になってしまいます。
事務所の皆様も、作品はきちんと精査した上で選らんでください。