またまた今年もやって来ました!
キネマ旬報より速く、日本アカデミー賞やブルーリボン賞より納得できる、
『ビバ映画祭り、ベストテン!』

総括:昨年は、洋画21本+邦画36本=57本の映画館鑑賞をしました。(拍手!)
鑑賞本数は邦画の方が多いのですが、作品感想としては圧倒的に「洋高邦低」です。
ガンバレ、ニッポン!

【作品賞】


1位:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 【100点】監督:ジェームズ・キャメロン。洋画。
…驚異の3D、水族館より凄いです。
アクションも世界最高峰、MARVELやDCを大きく引き離しましたね。
3時間12分が、全く長くない!



2位:RRR 【100点】監督:S.S.ラージャマウリ。洋画。
…奇想天外なアクションの波状攻撃に、完全に参りました。
破天荒なインド大河ドラマですが、力技で納得させる凄い映画なのです。



3位:トップガン マーヴェリック 【100点】監督:ジョセフ・コシンスキー。洋画。
…トム・クルーズのカッコよさと、戦闘機アクションの素晴らしさに、主題歌がドンピシャではまります。
トム様、スタントなしの生身のアクションがエスカレートしています、心配です。無理しないでください。


4位:ガンパウダー・ミルクシェイク 【95点】監督:ナヴォット・パプシャド。洋画。
…殺しまくるガンアクションを、堪能しました。
女性が野郎どもを撃って撃って撃ちまくる、スカッとしました。


5位:THE BATMAN-ザ・バットマン- 【95点】監督:マット・リーヴス。洋画。
…悩める中二病のバットマン。
猟奇気味な攻撃性から、まともな正義の味方に着地して安心しました。
お馴染みの悪役を登場させながら、ストーリーが斬新なので飽きません。


6位:レイジング・ファイア 【95点】監督:ベニー・チャン。洋画。
…肉体を駆使するアクションを堪能しました。
殴る、蹴る、投げる、締める…痛そうなアクションが、大正解です。



7位:MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 【95点】監督:竹林亮。邦画。
…やっと邦画登場。
低予算で有名俳優がいなくても、文句なしに面白い!アイデアの勝利です。
タイムループをこんなに上手く使うとは、脚本賞も決定です。



8位:ヘルドックス 【95点】監督:原田眞人。邦画。
…肉体を駆使したギャング・アクション、日本でも出来るじゃないか!
偉いぞ、岡田准一、なんかトム・クルーズみたいっス。


9位:シン・ウルトラマン 【90点】監督:樋口真嗣。邦画。
…懐かしい、かつ新鮮。
「シン・ゴジラ」に続き、高いクオリティでジャパニーズ特撮を楽しめました。
さあ、次は「シン・仮面ライダー」だ!



10位:シャドウ・イン・クラウド 【90点】監督:ロザンヌ・リャン。洋画。
…クロエ・グレース・モレッツ、カッコいいぞ!
後半の、エイリアン相手の素手での格闘シーン、その強さに痺れました。



ワースト:貞子DX 【20点】監督:木村ひさし。邦画。
…映画への冒涜、許されない悪ふざけです。
「貞子」という日本映画の稀有なキャラクターを、ズタズタにした罪は重いです。
反省ではなく、退場してください。


★個別の賞は、邦画から選出します。『がんばれニッポン!』の主旨です。

【監督賞】 阪元裕吾 「グリーンバレット」
…昨年の「ベイビーわるきゅーれ」「最強殺し屋伝説国岡 完全版」に続き、2年連続の受賞です。
昨年と同じことを言いますが、日本のメジャー映画のプロデユーサーさん、30億ぐらい渡して、おもいっきりブッ飛んだアクション映画を作ってもらいましょう。



【主演男優賞】 ムロツヨシ 「神は見返りを求める」
…どちらかというと苦手な役者でしたが、この映画では凄いんです。
優しくて良い人から、覆面をしたYouTuber「ゴッティー」への変身は鳥肌立ちました。



【主演女優賞】 松井玲奈 「よだかの片想い」
…決して泣き叫んだりせず、粛々と感情を破裂させる演技が素晴らしい。
顔のアザさえも美しい。


【助演男優賞】 松山ケンイチ 「ノイズ」「大河への道」
…良い人、サイコパス、お調子者、何を演じても画面が作れる役者です。
シリアスも笑いも、間 (ま) が絶妙です。



【助演女優賞】 長澤まさみ 「シン・ウルトラマン」
…「コンフィデンスマンJP 英雄編」のダー子という最強キャラクターもあるが、とにかく絶好調ですね。
スーツ姿での巨大化、ウルトラマン級の衝撃でした。



【新人賞】 加藤小夏 「君たちはまだ長いトンネルの中」
…圧倒的な経済の長セリフに、脱帽しました。
聡明な透明感、これからグイグイと売れてほしいです。


★さあ、今年もコロナや円高や物価高に負けないで、映画観るぞ~!