【65点】1999年。監督:三池崇史

キャッチコピー:
「フツーに生きたいなら、このクライマックスは知らない方がいい。」


ラストシーンは、映画の起承転結を破壊する、とんでもなくクレイジーな終わり方です。(*_*)

R15指定:納得です。m(__)m

全シーン昼夜ともに、画面が薄暗くて少し見づらいです。m(__)m



新宿・歌舞伎町で、中国マフィアVSヤクザの抗争が発生する。
現金輸送車が謎の組織に襲撃され、金を強奪されるという事件も発生する。
二つの事件に何か共通するものを感じた刑事・城島 (哀川翔) は、独自に捜査を始める。
やがて捜査線上に、中国残留孤児3世の龍 (竹内力) が浮かび上がってくる。
ある日、城島の部下、井上 (寺島進) が龍のグループと銃撃戦の末、龍の弟を射殺して殉職する。
復讐心に燃える龍は、城島の妻 (杉田かおる) と娘を、本人の目の前で自動車ごと爆破し、殺してしまう。
家族を失った城島は、警察を辞め、復讐に奔走する。
城島と龍の死闘は、衝撃の結末を迎えることになる。



ストーリーはそんなに面白くありません。
中国マフィアVSヤクザVS警察が、ひたすら殺し合う。
サスペンスなし、
謎解きなし、
どんでん返しなし、
…バイオレンスだけだと、疲れますね。
…惜しい。(T_T)



哀川翔、刑事が似合います。
角刈りも似合います。
あの…ズボンのベルトの位置が、少し高くないですか?m(__)m



竹内力、無口過ぎて、人間像 (正体)が掴めません。
もしかしてエイリアン? (ラストのネタバレかよ。m(__)m)


大杉漣、冒頭のみの出演です。
大物ヤクザ。覚醒剤 (シャブ) 中毒のエキセントリックな演技が、今となっては見ていて涙が出ます。(T_T)


(以下ネタバレ)




ラスト、刑事 (哀川翔) VS中国マフィア (竹内力) の一騎討ち。
お互い撃ちあって、瀕死の状態。

→ここから、映画は狂気の支離滅裂に走ります!(*_*)


なんと竹内力は火玉を出して、ドラゴンボールの「かめはめ波」を発射する。
哀川翔はバズーカ砲で、火玉を迎撃する。

大爆発!



画面は地球の外観に変わり、爆発は日本列島、さらにさらに地球全体に広がり、地球大爆発でエンドマーク。

💥なんじゃこりゃ?!\(^o^)/