TBSドラマ・日曜劇場。
2018年4月22日~オンエア。


絶対にありえないけど、まぁ面白い。かな?臨場感はあります。

まず、これはフィクションなのです。

原作:「ブラックペアン1988」海堂尊、小説。未読。



TBSの宣伝コピー。
二宮和也、日曜劇場 初主演!自身初の外科医役で」オペ室の悪魔」と呼ばれるダークヒーローを演じる!
シリーズ累計115万部突破、海堂尊の原作をドラマ化!



この大学病院、本当に無能なポンコツ医者ばっかりなのです。
・渡海征司郎・医者 (二宮和也)
・佐伯清剛教授・医者 (内野聖陽)
・猫田麻里・看護士 (趣里)

この三人の腕を引き立たせるための描写はわかるのですが、他の医者は手術した経験があるの?
医者としての、技術力が見えません。

ドラマの演出も、ミスが多過ぎます。極端過ぎて、煽りすぎ。
ようは下手くそです。
フィクションだから何でもありでは、レベルが低すぎます。
どうせ一般人には医学なんかわからないのだ、視聴者をナメていますね。



極めつけは、高階権太・医者 (小泉孝太郎)、危機管理能力ゼロ。
最新式の医療機器を使いますが、たぶん盲腸の手術も失敗するでしょう。




TBSの医療ドラマ「ブラックペアン」に登場する「CRC:治験コーディネーター (加藤綾子=カトパン)」の描写が、実際の職業とあまりにも懸け離れているとして、2018年5月2日に日本臨床薬理学会はTBSに対し現実と乖離(かいり)した描写を避けるよう求める意見文を公開しました。

ドラマでは、加藤綾子が演じる治験コーディネーターが、治験を依頼した企業と契約した人物として描かれ、治験の責任医師らを三ツ星レストランで接待するシーンや、治験を受ける患者に対して「負担軽減費」として、額面300万円もの小切手を手渡すシーンなどが放映されました。
これが、カチン!と来たのでしょう。実際には7,000円~8,000円とのことです。
さらに、色仕掛け接待を連想させ、手術を受ける患者の工場の経営ピンチを札束でひっぱたく、この描写は確かに悪い印象しか残りません。
カトパン、「演技が下手くそ」とけなされ、さらに嫌な感じの女CRCの役。踏んだり蹴ったりです。(う~ん、そんなに下手ですか?けなすなら、もう少し具体的にお願いします。)



竹内涼真のインターン、相当偏差値低いですよ。泣く以外、何もできません。
イケメンだけど、自分が患者ならば関わってほしくはありません。



看護士役の葵わかな、趣里の存在感に完敗です。
趣里、もっともっと売れてほしいです。(^o^)



あの……私、約4年前、胃ガンになり腹腔鏡手術で胃の2/3を切除しました。
都内でも有名な大病院でした。
経験者目線から、このドラマと現実の乖離している点を指摘します。

①医者は患者の前では、患者を不安にさせるような言動や態度は絶対にしません。
医者同士のいざこざも、患者には見せません。

②「白い巨塔」のような上下関係、実際には存在するのかもしれませんが、患者には見せません。(唐沢寿明じゃなくて、田宮二郎なのね……)
教授とか部長とか、役職の上の人は意外なほど低姿勢でしたよ。掃除のおじさんより、腰が低かったです。マジ。(*_*)

③容態が急変したり、手術中に血が止まらなくなったり、お前らきちんと検査と準備しろよ!
こうしないと、渡海先生 (ニノ) の出番がないのでしょうがないのですが、マジ怖い病院だなー。(*_*)



でもね、
何度も言いますが、フィクションなのです。
荒唐無稽な破天荒ドラマで居直るか?
なんちゃってリアリティーを追求するか?

ブラックペアンの意味は?謎解きは?

最終回への展開が楽しみです。

最終回オンエアされたら、小説読み始めます。ムム…最近、このパターン多いな。(*_*)