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大阪府警富田林警察署から勾留中の被疑者・被告人が逃走した事件(https://www.asahi.com/articles/ASL8F3FXJL8FPTIL00S.html 朝日新聞デジタル「容疑者逃走、面会室ブザー作動せず 富田林署が電池抜く」2018年8月13日)。
日々留置施設で接見している人間としては,あのような場所から逃走するとはにわかに信じがたい事件であった。
接見室のアクリル板が外れるとは知らなかった。
見た目は頑丈そうで,体当たりしても破れないものと思っていた。
電池が抜かれていて接見室のドアを開けてもブザーがならなかったという話は,確かに警察署によってブザーが鳴ったり鳴らなかったりするのはおかしいなとは思っていたが,うるさいから?電池を抜いていたとは思いもよらなかった。
こんなことで被疑者・被告人がとんだ富田林署は,とんでもない間が抜けた警察署だったとは言える。
それにしても,この被疑者・被告人,留置施設の盲点を知り尽くしていて実にずる賢い。
その知恵を真面目なことに活かしてもらいたいものだ。