ランキングに参加しています。
あなたのワンクリックが１ポイントになります。
この下の「広島ブログ」と「弁護士」をポチッと応援よろしくお願いいたします。<(_ _)>
先日，ある法務事務所の折り込み広告が新聞に入っていた。
その見出しに，「過払い金をなんと１人当たり７０万円以上取り戻しています！！」とあった。
しかし，よく見ると，その見出しの左下にとっても小さな字で，「２０１６年１月～２月に当事務所へご依頼いただいたお客様の取り戻した過払い金の平均金額」とあった。
今は２０１７年４月なのに，なぜ２０１６年１月～２月の数字なのだろう？
もし２０１６年１月～２月に依頼したお客が１人で，その人が取り戻した過払い金が７０万円だったとしら，「過払い金をなんと１人当たり７０万円以上取り戻しています！！」という広告は嘘ではないことになる。
数字を示した広告は，一見クリアな真実を現わしているように思える。
しかし，数字というものはいいとこ取りができるから，気を付けた方がよいかもしれない。