「自首の処理が面倒」 兵庫県警警察官が，強盗をしようとして自首してきた男を逃走させる。

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以前から不祥事が続く兵庫県警（→★）

今度は，男が包丁を持参し「強盗をしようとした」と自首してきたのに，手続が面倒だからと，犯人を逃走させてしまった。

兵庫県警は２０日，尼崎南署の警察官３人を犯人隠避の疑いで書類送検し，このうち主導した男性警部補を停職６カ月の懲戒処分とした。
（http://www.asahi.com/articles/ASHCM65TRHCMPIHB03T.html　朝日新聞デジタル「万引き事件の捜査放置した疑い　警部補「処理が面倒」平成２７年１１月２０日）。

事件当時３人は，尼崎市内の交番に勤務していたが，警部補は部下の巡査部長ら２人に対し，男が万引きをして持っていた包丁を拾得物と偽って店に返却させ，男の宿泊先があった大阪市まで車で送らせた。

男はその翌日，大阪府内から和歌山県に向かったタクシーに無賃乗車したとする詐欺容疑で和歌山県警に現行犯逮捕されたが，その際本件についても素直に供述したことから，警部補らの犯行が発覚した。

この人達は何のために警察官になったのか？

何のために税金から給料をもらっているのか？

これだけやってもクビにならないのだから，ある意味いい職場だが，情けない限りの前代未聞の不祥事である。