★ 残念!! オオクニヌシさんは・・・
★ えっ、そうすると・・・これは”糸でんわ”か!?


茨城県に出雲大社があるって?   ホントに?

 

それでは、行ってみよう!

 

ということで、さっそくでかけました。


噂の“出雲大社”は笠間市の西に位置しています。

笠間市は茨城県の中部に位置する町で、あの日本三大稲荷に数えられている笠間稲荷神社が有名ですね。

 

そこはまた別の機会に譲るとして、

笠間の出雲大社は山の中腹にあり、境内まで坂道を上って行くと、見えてきます。

 

 山の中腹にある拝殿

 

あの“大注連縄”は、まさに出雲大社そのものです。

 

拝殿前


拝殿前に着くと、巨大な注連縄に圧倒されます。
長さ16m、重さ6t だとのこと。  これはデカイ!

 

見事な注連縄


そして、コインを投げ上げて注連縄の房に差し込む人たちが大勢いました。
出雲では禁じられていますが、ここでは大丈夫なんですね。

 

コインが刺さっています

 

社殿はまだ新しいようです。

 

 

 狛 犬

 

由緒には、平成4年に分霊したと書いてあります。
山の中腹にあるので、境内は狭いですが、景色は良いです。
山あいに広がる眺望は疲れを癒してくれますね。


拝殿の奥に本殿があります。

本殿は出雲大社と同じ“大社づくり”で、
拝殿は諏訪大社本宮“脇拝殿様式”と同じつくりだということです。

 

拝殿奥にある本殿


さらに、
この出雲大社は、諏訪大社と島根の出雲大社とは一直線で結ばれて
いる
とのこと。


ふーん、一直線で結ばれているということは、何かあるのかな?

 

御祭神はオオクニヌシさん(ここでは大国主大神)

少彦名神(すくなひこなのかみ)です。

 

 

 大国主大神と少彦名神

 

オオクニヌシさんは超メジャーな神さまなので、説明するまでもありませんが、

スクナヒコナさんについては、実は詳しくは知りませんでした。


調べてみると、オオクニヌシさんと協力して国づくりをした神さまで、
二人でいろんなことをやったようです。

 

特に医療や薬をひろめたり、農業、交易、温泉などさまざまな分野で活躍したようです。
「神農さん」とも呼ばれていて、各地の神社で祀られているようです。


どうやら、この常陸の國(常世之国・現在の茨城県)の神さま だというんですね。

 

大国主大神の手の平に乗った少彦名神


面白いのはスクナヒコナさんは小人の神さまだったようで、
一寸法師のモデルという人もいます。

 

さて、拝殿で霊視をしてみます。

 

オオクニヌシさんはいらっしゃるか?

 

うーん、残念ながらいませんでした。


では、一緒に祀っているスクナヒコナさんは?
・・・・・・残念でした。


実際に感じたのは、糸のようなもので繋がってるイメージがありました。


えっ、そうすると”糸でんわ”かいな・・・


裏山に樹木葬を行う霊園がありました。

最近話題になっている葬儀ですね。 賛否両論ありますが・・・・

 

敷地内には神主さんが製作しているガラス工房があり、
レストランに併設したギャラリーがあります。


これが見事な作品が多くて、ガラス職人が神主やっているの?

というくらい素晴らしいです。


関東に住んでいる人は、島根の出雲大社を身近に感じられる神社かも
知れません。

 

常陸国出雲大社ホームページ http://www.izumotaisha.or.jp/


北郷 呈(きたさとじょう)