中秋の名月が10月?旧暦の秘密 | たそがれマイブログ・別館

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中秋の名月というのは、旧暦の8月15日の満月であり、いつもは一ヶ月遅れの新暦の9月になるのだが、今年は10月・・・。
ひょっとしてと思って今年の旧暦カレンダーを調べてみると、やはり、旧暦の4月の次が ”閏4月” でダブっていた。
旧暦は月の満ち欠けを基準にしたもので、一ヶ月が約29日前後となっている。一方、地球から見て太陽が星座の中を移動している軌道(黄道)を12等分した時のそれぞれのポイントを「中」と呼ぶ。(春分・夏至・秋分・冬至も「中」の一部)
旧暦の各月が何月になるかは、それぞれの月内にどの「中」が含まれているかによって決められるが、「中」の間隔が約30.4日で旧暦の一ヶ月より長いため、時々”「中」が含まれない月”が発生する。それを「閏(うるう)月」として一つ前の月を繰り返すことになっている。今年の場合、旧暦4月の次がそれにあたる。