11月下旬の東京。上野の貴金属店に3人組の強盗が押し入ったが、店員が刺又で応戦。撃退したというニュースがあった。逃走する犯人たちを追いかける刺又を持った店員の後ろ姿はネットニュース等で大きく取り上げられたようだ。刺又を扱う会社には注文が殺到して、特需に沸いているという。

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 刺又と聞いて思い出すのは、飯島愛。かなり前であるが、なぎら健一と飯島愛が東京の下町を歩きながら、江戸時代の風物の残る店舗や古い家を紹介する番組があった。その中で、今でも刺又を店頭に置いてあるところがあった。

なぎら氏が犯人の捕縛用具云々と説明したが、飯島氏はピンと来なかったのか来たのか(?)、「ねえ、さっきスマタって言ってましたよね~」との御言葉。なぎら氏は絶句して苦笑するしかなかった。わざと間違えたなwwwww

いいセンスである。

 そういえば、彼女、別の番組でも抜群のセンスを発揮していた。カナダだったかアラスカだったかへ釣りの名人の取材へ行ったときのこと。取材相手のこの人物(白人、ボブ氏)、竿作りの名人でもあるそうで、非常に質の高い竿を作るとのこと。早速、スタッフが製作依頼したが、7時間もかかるのでダメだとのこと。とても丁寧な作業となり集中力も必要

なので、いきなりの依頼はお断りとのこと。そりゃそうだよねwwwwww

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 押し問答が続いたが、飯島 愛の一言で解決! 「I love  you, Bob」(ボブ、愛してるわ) 職人気質のボブ氏「参ったな~、そう言われちゃ断れないよ」「分かった分かった!」と苦笑しつつブツブツ言いながら、作業に取り掛かり、7時間後に完成。

 以上の2つ、アドリブなのかディレクターの指示だったのか不明だが、彼女の口から出ると味わいがあるのは確かである。惜しい人材を亡くしたものだ..........。