4記事にわたり、自分の民間就活での経験から、感じた事などをまとめました。



民間就活をしてみて、他の人にアピールできるようなエピソードをしっかりと用意することは大事ですし、自分は企業にとって「採用すべき人材」であることをアピールすることが必要です。

それ以上に、書類選考や面接選考で落ちても「仕方ない」と割り切って、エントリーし続けることが大事であると思いました。


私も、何十社と、面接選考で落とされたり、書類選考で落とされたり、経験者との比較で経験が無いとの一点で不採用となったりしました。

エージェントを介さない場合、なぜ落とされたのかがわからないため、何を改善すべきかがわかりません。しかし、そのような中でも、自分で改善点を考えて、改善したり改良して臨んで行くしかないのだと思います。


落とされたり不採用であっても、決して人格が否定されているわけではなく、その企業の求めているものとの不一致があっただけです。自分にあった業界や企業を見極め、アピールし続けていくことが大事です。

食わず嫌いやプライドを見直して、どんどんエントリーをしていきましょう。


周りから「ロー卒ならすぐに就活が終わるんじゃない?」「あなたのスペックなら大丈夫でしょう!」「売り手市場だからね~」などと言われて、追い込まれる方も多いのではないでしょうか。あるいは、周りの応援がプレッシャーになったり、法科大学院修了生はまじめな方も多いので思いつめたりすることもあると思います。包み隠さない(?)コンサルタントだと、「お前の就活への姿勢は高望みすぎる。お前よりももっとスペックの高い人でも就活が大変なのに。」と遠回しに言われたり危機感をあおられたりすることもあります。


その大変さを実感したうえで、それらを乗り越えてとにかく何社も受けて就活を続けていくのが大事なのかもしれません。

今までの経験や身に付けた専門性は他の業界や他の業種でも活かせる可能性があります。


特に、就業経験のないまま年齢が高くなってしまった法科大学院修了生は一刻も早く就業経験を積む必要があると感じました。派遣社員、契約社員、アルバイトなどどの形態であれ、「法務の経験/社会人の経験を積んだ」ということは大事です。

就業経験のないまま派遣社員として3年経験を積んで、転職をした方が求人案件は多いとも聞きます。


なお、就活においては「体育会系で可愛がられる性格」の人は強いなぁと感じました。

自分の性格、他者から見た自分、業界や職種など様々な観点から自分や企業、仕事について考えることが必要なのだと思います。



拙い記事ではありましたが、私の記事がどなたかの参考になればと思います。


以上、民間就活編でした。公務員編については後日公開したいと思います。


※適宜追記・修正をする可能性があります。

※記事の内容は、個人の見解です。




JDと民間就活、最後の記事となります。

最後は中途・経験者採用編です。


中途採用は、就業経験のない法科大学院修了生が社会人あるいは法務経験者の方と同じ舞台で就活をすることになるので、かなり不利となります。


中途採用では、法務経験者を募集していたにもかかわらず、思ったように採用ができなかった場合やもともと経験者と未経験者を同じように募集している場合があると考えられます。


中途採用では、企業の方も即戦力を求めていることから、かなりハードルの高いものとなっています。


現に、同じ土俵に立って、経験者に負けるということは多かったです。


特に、法科大学院制度となってから、法科大学院修了生は、就業経験なく法科大学院へ進学し、年齢の割に社会人経験がないことや専門の経験がないということがほとんどであると思います。

経験の有無という点で不利になるということを理解したうえで、中途採用(経験者採用)の就活を進めることが大事です。


なお、中途採用では、契約法務や民法の基本知識の確認、契約の英訳・和訳をさせる筆記テストがある場合もあるため、そのような知識を事前に確認しておく必要があります。

その際、薄い本で確認をしておくとイメージが付きやすいと思います。

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以上、中途・経験者採用編でした。


※適宜追記・修正をする可能性があります。

※記事の内容は個人の見解です。

続いては、ロー卒を対象とした就活について書いていきます。


ロー卒対象就活は、字の通り法科大学院生や修了生を対象とした求人です。

そのため、ロー卒であることは当然の前提でありアピールポイントにはなりません。


≪ロー卒就活の特徴≫

■メリット

・バックグラウンドが同じ人たちと競争できる(この点はデメリットでもあります)。

→ロー卒の方は新卒就活の方々に比べて就活対策をしっかりしていない方もいるので、対策すればするほど、有利になると感じました。

・最初から法務部門の採用であることが多い。

■デメリット

・求人数が少ない。採用人数が少ない(大体1人)。


ロー卒就活については、上述のように、法科大学院修了生であることが当然であり、法律の勉強をしてきたことが当然であると考えられます。そのため、「法律を勉強をしてきたこと」をどれだけアピールしても、アピールとしてはかなり弱いです。


それよりも、人と協力して何かを達成した経験やコミュニケーション能力が高いこと、英語ができることなどをアピールするほうが有効であると思います。

法科大学院修了生の中にはコミュニケーション能力があまり高くない方や、勉強だけをしてきた方もいらっしゃるので、「勉強だけではない」というアピールをすることは大事です。

(法務部門は、他の部門ともコミュニケーションを取りながら仕事をするので、コミュニケーション能力は必要となるのだと思います。また、法律でガチガチに凝り固まっているという印象を与えるのはよくないです。企業で働く以上は企業人であり、ビジネスの感覚も備えていることが求められるのだと感じました。)


なぜ企業で働きたいのか、司法試験・法曹は諦めるのかという質問は必ず聞かれるのでこたえられるようにすると良いと思います。


また、前回新卒就活でも書きましたが、ロー卒就活でも企業研究や自己分析は不可欠です。

自分の中で「法務像」、「将来の自分像」を固めて説明できるようにすると良いと思います。


ロー卒就活は就業経験のない法科大学院修了生を対象とするものでありますが、この採用をする理由としては、

・法科大学院修了生のポテンシャルの高さを評価している

・1から育てることになるが、経験者よりも育てやすい

(他社の色ややり方が染みついていない分、育てやすい)

・知識を備えている人材を高すぎないコストで採用できる

ことがあるのではないでしょうか。

ロー卒就活では、主に法科大学院修了生を対象とするため、自分の年齢や経歴を気にする必要はあまりなくなります。しかし、自分の体感や周りの情報によれば、ロー卒対象就活であっても、年齢は重要となってくるようです。

書類選考の際には28歳、面接の際には27歳で「年齢が…」と考えられてしまうケースがあるようでした。(※あくまで私個人の見解です。)


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順番が前後してしまいますが、ロー卒就活には、主に①公募、②エージェントを利用するという方法があります。


公募は企業のホームページで募集がなされているのに対して自力で応募するものです。

ロー卒就活サイトの情報に敏感になることが大事です。


エージェントを利用することは、個人的におすすめします。

有名エージェントや特化型のエージェントでは、多くのロー卒求人を取り扱っています。また、コンサルタントの方と面談をすることで自分の志向や性格、アピールポイント等を引き出してもらえたり、自分の志向や性格に合った求人を紹介してもらえたりします。

特に、自分を紹介するペーパーを相手方に送っていただけるというサポートは、書面と実際の本人とのギャップを埋めてくれるものとして有用であると思います。面接官がどのような方で何名か、過去にどのようなことが聞かれているか、企業の情報等を教えていただけるのも、準備をするのに役立ちます。

そのようなサポート体制は、自力でする就活にはないものです。

信頼できるエージェントやコンサルタントの方に出会うのも重要ですね。


なお、ここからは完全なる個人の意見ですが、公募で大企業に応募する際には、エントリーシートももちろん大事ですが、先ほど挙げた年齢の若さと、学歴が重要となるのではないかと感じました。

やはりT大、K大は強いなぁ(;´д`)トホホとなりました笑


以上、ロー卒就活編でした。


※適宜追記修正する可能性があります。

※記事の内容は、個人の見解です。

新卒就活は、まとめにおいて定義したように、大卒・院卒の方が主に在学中にする就活です。


大学等卒業後3年以内であれば、新卒に含まれるとするようです。

(例外はありますので、企業の採用ページの募集要項を要確認。)


≪新卒就活の特徴≫

■メリット

・求人数・採用数が多い。

・大きな会社にエントリーすることが可能である。


■デメリット

・総合職採用となり、自分の専門性を活かせる部門や行きたい部門に行けるわけではない。

・周りは主に大卒就活(大学4年生)であるため、年齢が高いことがハンデとなる。



新卒就活は、とにかくたくさんの方が応募しています。しかし、その分求人数や採用数は多いです。

また、いわゆる大企業に入るには、新卒就活の入口が最も広いでしょう。

(企業によっては、中途採用をしない、あるいは中途採用を見つけるのが困難である企業も多いと感じました。)


ただ、新卒就活においては、就活に向けて準備・対策を万全にしている大卒の方々と渡り合えるほどの準備・対策をすることが必要不可欠です。


私は、新卒就活において、自己分析、SPI対策、面接対策等対策をおろそかにしていたと思います。

徹底的な自己分析、エピソードの発掘、企業研究(企業の求める人材、どのような面接がされるかなど。)は時間をかけて取り組む必要がありました。

ちまたの就活本には載っていることですが、自分が話したい事にはすべて裏付けとなる具体的事実・エピソードを用意しておくとその場で焦ることはなくなると思います。

(例;長所とそれを発揮できたエピソード、短所と失敗したエピソードなど。)

また、企業が求めている人材を調べ、自分がそのような人材であることを、自分の性格、長所やエピソードから裏付けると説得的です。


企業の求める人材・求められる能力(ホームページから抽出)

→自分は求められている能力を備えている、それを証明するようなこんなエピソードがある

⇒だから採用してね


というざっくりとした流れです笑



今年は新卒就活が8月からだったため、司法試験受験後からでも準備・対策は可能であったと思います。

※去年までは、司法試験受験前に就活していた方もいました。


法科大学院生が新卒就活をした場合、同じくらい魅力的であり、同じくらい採用したいと考えている大学生がいれば、年齢が高いという理由で不採用となる可能性は高いかもしれません。

その際、専門性をアピールしすぎると、「総合職採用だから、専門性を活かせない部門に行く可能性も大いにありますが。。」ということを言われるので、その質問に対する答えも用意する必要があります。


以上、新卒就活についてです。


※適宜追記修正をします。

※この記事の内容は、個人の見解です。


法科大学院修了生が民間就活をする際には、大きく3つの方法があると思います。


①新卒就活

②ロー卒就活

③中途採用就活


以下、それぞれをざっくりと説明します。



①新卒就活について

このブログで、「新卒就活」とは、大卒あるいは院卒の方と一緒にする就活と定義します。


大学等卒業後3年以内であれば、新卒と扱われるため、法科大学院を修了後3年以内であれば新卒求人に応募できます。

(ただし、一部「平成○年以降に生まれた人」等、応募できない企業もあります。)


法科大学院修了生は修了後3年以内は、新卒就活をすることもおすすめです。


②ロー卒就活

ロー卒就活とは、法科大学院修了生を対象とした求人に応募し活動するものと定義します。


③中途・経験者採用就活

中途採用就活は、中途採用を対象としたものです。

主に社会人経験者が対象となっています。