経済小説 | Kitの セカンドライフはキットよくなる!

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セカンドライフを快適に楽しく過ごすためのエピソードを不定期にのんびりペースで発信していきます。

Kitは最近では小説はあまり読みませんが、唯一読んでいるカテゴリが経済小説。

読み物としても面白いのですが、投資ファンドや企業買収の実態がリアルに描かれていて、バーチャル経験することができます。また、専門用語が頻出してくるので、読んでいるうちに覚えてしまいます。難しい専門書を読むより断然わかりやすい。

Kitのおすすめは、真山仁さんの「ハゲタカ(上)」
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「ハゲタカ(下)」
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ハゲタカファンドのピカレスク的な日本人社長を主人公に、企業買収・再生を描いています。ドラマにもなったのでご存知の方もおられるでしょう。あくまでフィクションと銘打っていますが、その内容は実際に起きた事件をモチーフにしたもの。金融機関名も、実在の会社名に微妙に似ているので、すぐにあの会社のことかと連想できてしまいます。

これには続編「ハゲタカ供廚發△蝓登場人物も同じなので続けて読むと二度楽しめます。
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同じように、フィクションでありながら実際の事件をからめて描いたのが、黒木亮さんの「巨大投資銀行」。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/404375504X?ie=UTF8&tag=kit45104-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=404375504X

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「ハゲタカ」と違うところは、より実在感のある主人公が日本の銀行からアメリカの投資銀行に身を投じ、様々なM&Aを経験しながら成長していく姿を描いていること。バブル前夜から崩壊に至る期間が舞台で、ここに出てくる実際の金融事件はKitも当時つぶさに目撃したこともあって、よりリアルに感じました。

中に気に入った描写があって、参考にしているのですが、ちょっと紹介します。
主人公がアメリカの投資銀行の入社面接を受けたときの会話で、
「おまえは朝起きてまず何をする?」と訊かれて、面食らいながら「着替えて、食事して・・・」と答えると、相手は、
「俺は顔を洗ったりメシを食べたりしながら、今日一日どんなことをして、どんな展開になるかをすべてアンティシペート(予想)する。そうすると、全身にアドレナリンが流れて、だんだんと興奮してくる。その興奮状態で会社に行って、仕事に取っかかる」
と言ったのです。
外資ファンドのバイタリティをまざまざと見る気がしました。


もうひとつのおすすめは、幸田真音さんの「日本国債」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062738864?ie=UTF8&tag=kit45104-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062738864

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062738872?ie=UTF8&tag=kit45104-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062738872

日本国債がどのように発行され、どう売買されているのか、またディーリングルームの緊迫した様子などが克明に描写されています。国債ってあんなに発行して大丈夫なの?という疑問は持っていましたが、国債トレーダーたちもその懸念を心に抱きながらディールを続けざるを得ないという問題点が背景に浮かび上がり、単なる経済ミステリーを超越した作品に仕上がっています。

Kitは同時複数冊の読書スタイルですが、ビジネス本と経済小説の組み合わせはかなりのベスト・マッチングだと思います。