渡りたいと思った橋があります
小春日よりの秋の日
渡ってみた橋
10月の満月の夜
ひとり渡ってみた
長良川は月の光を映し
キラキラ 輝いていました
こんな夜は 咲いている花も探したくなります
百日咲きつづけると言われる
百日草です
花ことばのひとつは
「注意をおこたるな」です
満月の次の日
長野へ行き
てくてく てくてく歩きました
歩き初めは 寒かったのですが
この山行きを 楽しもうと決めていました
登りの平均コースタイムは 5時間以上
今の私なら 更にプラスされることは想像できます
いつものように スタートから
スマホのアプリを立ち上げ 距離も時間も経路も記録します
3時間を過ぎた頃 足元が凍っていて
つるっと滑りました
その後からなのか
スマホが 時間を話さなくなりました
小休憩の時 背中に汗をかいているのが気になり 上着を脱ぎました
林道の中 陽射しが届かず 寒く感じますが
「汗びえするよりはいいかな?少し寒いくらいがちょうどいいかな」
甘かった・・・私の経験値は初心者です
百日草が教えてくれていました
「注意をおこたるな」
くたくたになりながら
常念岳の山頂
目の前に見える 山々
そして槍ヶ岳
泣きそうなくらいの景色です

スマホがフリーズしたままで
唯一の写真です
リュックは
小屋にデポしたため 身軽なのに
背中が寒くて寒くて・・・
小屋まで早く戻ろうと下山をはじめて
10分程した頃
急に身体が重くなりました
呼吸が乱れているのも解りました
手と足にしびれ
それから5分もしないうちに
手が強ばり ストックすら握れません
その後は 両足が動かないんです
足がつる経験は何度もあります
そうではなくて 足の付け根から動かないんです
足の裏の感覚もありません
意識がもうろうとしたのか
記憶が飛び飛びで 覚えていません
とにかく座りたい!
横になりたい!
眠ってしまいたい!!
手をしっかり握り
誘導してくれる あなたは・・・
何度も声をかけてくれる あなたは・・・
わたしの身代わりに
スマホが完全に 凍結してしまいました
写真は1枚になってしまいましたが
忘れることのできない景色
そして 記憶
わたしの記憶は 私が目を閉じてしまえば
つないでいくことができません
伝えたい言葉は・・・
SUPER BEAVERに ハマってます(((*≧艸≦)ププッ
ライブ 行ってみようかな
kit



