前四半期中の成績では、システム全体のドローダウンは、
運用開始来では最大でしたが、バックテストにおける
最大ドローダウン(MDD)には至りませんでした。
マネーマネジメントにおける強制ストップ、
月中損失が-8.0%を下回ったら全運用停止
の発動もありませんでした。
個別のシステムではそれぞれのMDDに近づくものが
複数発生しましたが、運用休止にまではなりませんでした。
すなわち、個別のMDDを超えたシステムは一つもない中で、
全体の成績が落ち込んだということが、今回のドローダウンの
特徴的な点です。
(通常は、大きくやられるシステムが1~2つ出ることが多い)
システムと対象商品の分散によるリスク低減が、今ひとつ
機能しなかったということになります。
ただそれも、冒頭にあるように、アボート・ミッションには
ならなかったので、それを評価すべきかもしれません。
ひとつ懸念事項があります。
商品市場は、このところ出来高・取組高の減少が顕著で、
その傾向は益々加速しているように見えます。
前四半期は、それだけが原因とは言えないものの、
その影響を受けたと思われるシステムもありました。
現在は、バランスとしてはかなりコモディティに偏った
ポートフォリオとなっていますが、一部見直しをする
必要性を感じます。