自分の中の「イヤ」を認める | 自分らしく生きるためのお金のこと

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~ファイナンシャルプランナー清原俊之が伝える大事なお金の話~

 

 

今、息子がイヤイヤ期です。

 

あれもイヤ、これもイヤ。

 

相手をするのが本当に大変。

 

 

 

 

以前の僕はどんなことに対しても「イヤ」と言えませんでした。

 

言えなかったというより、「イヤ」と思わなかったのです。

 

どんなことでもできるだけポジティブに考えようとしてた。

 

ネガティブに考えることは悪いことだと。

 

本当は心の奥底にあった「イヤ」を見ないように心に蓋をしていたんです。

 

その小さな我慢が積もり積もって大きくなってきた頃に起きたのが東日本大震災。

 

 

 

 

僕の心の中で何かが爆発した。

 

 

 

「今の仕事(システムエンジニア)がイヤ!!」

 

 

「今住んでいるところ(関東)がイヤ!!」

 

 

「今の家族がイヤ!!」

 

 

 

 

「イヤ」と叫んでたら涙があふれてきた。

 

今までがんばって言わないように考えないように我慢してきたことを言えたことに。

 

自分の本当の心の声に気づいたことに。

 

 

 

そして僕はフリーランスのシステムエンジニアという職を辞めて行政書士試験に専念し、

 

関東を離れて小豆島へ移住し、当時の妻と離婚することにしました。

 

 

自分の「イヤ」を認めたことで、その時自分が望む道を進むことができました。

 

そして、以前の僕よりは自分の気持ちに素直に生きることができているような気がします。

 

 

 

 

それでも、つい我慢してしまうクセがまだまだあります。

 

最近もなんか気分がイマイチだなと思ってたら、実は知らないうちに我慢してたことが。

 

それは

 

 

 

「家にいるのがイヤ!」

 

 

 

僕は基本的に家にいるのが大好きな人間なんです。

 

今はずっと家にいられるのに、なんでイヤなんだろうと考えてみて出てきたのが

 

 

 

「一人の時間がない!」

 

 

 

ということでした。

 

日中も義母、妻、娘が家にいるので、僕が一人きりでいられるということがないんです。

 

家でも本読んだりビデオ見たりパソコンしたり好きなことしてますが、どうしても人が気になる。

 

でも、僕が外に出かけたら妻が大変かなと思って、我慢して家にいることを選んでしまうわけです。

 

 

 

ところが一昨日の夜、ブログを書き終えたのが23時。

 

さぁ寝るぞと思ってると、

 

寝室に義母がやってきて「ラジオでAMが聞けなくなったんだけどどうしたらいい?」って。

 

「何時だと思ってるんだよ!いい加減にしてくれよ!」と直接は言えないので、心の中で言ってたら、

 

 

 

「いい加減、一人にさせてくれ~!」

 

 

 

という本音が出てきました。

 

本音に気づいたら、もう我慢はしません。

 

我慢してたらしんどくなるのが分かるから。

 

 

そこで、昨日今日と昼間は図書館で過ごすことに。

 

なかなか進まなかった仕事もほぼ片付いたし、それより一人で過ごせる時間が快適でした。

 

 

 

「イヤ」を認めると、自分が何をしたいかどうなりたいかがちゃんと出てくる。

 

僕も息子を見習ってイヤイヤ期やってみようかな(笑)