貴照鑑定・講座の難しさ・・・ | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

先月末で「貴照の講座」を締め切りました。

 

貴照の講座は

 

「方程式で暗記する」ではなく、

 

覚えれば、覚えるほど

 

頭を使うようになり

 

ただ、言葉を覚えるのではなく

 

絵の具の様に

 

どの組み合わせで「何色」がきまり

 

水の量によって「乾き具合」が変わってくる

 

 

このように、人生とは

一つの答えで決めることが出来ないということだと思っています。

 

その為には、

 

暗記で覚えて「すぐにあなたも鑑定士」とは

 

いかないのが、「貴照鑑定」です。

 

統計からさらに、統計をとり

 

そして、その人だけでなく

 

その人が、どのような親だったか?環境だったか?で

その性質の成長が違うことを

 

学んでいく。

 

つまり、

 

同じひまわりから取れた「種」を

誰が・・

どの環境で・・・

どうやって・・・

あるいはいつ・・その種を植えたか?

 

ひまわりの種を配ってから

 

すぐに植える人

土の具合を整える人

水やりの心がけも、皆さん違う

 

どれが正しいのではなく、

 

その種をみて・・

同じ花から出来た種でも

実は、種自体も少し違うと思うのです。

 

つまり、

 

貴照鑑定は、

一つの方程式で出した答えを

 

そこから、どうしたらよいのか?

 

さらに、答えは一つではなくので

その種をどうしたいのか?

 

によってアドバイスが変わります。

 

つまり

 

貴照鑑定は、数年で簡単に覚えることがで

出来ません。

 

でも、違いがあるということを

知ることから、

相手を責めなくなります。

 

不思議ですが、

 

いつも相手や子供さんを

攻めて・・せめて・・責めて・・と

 

常に自分が正しいと強く思って生活している方は、

貴照鑑定から離れて行かれます。

 

今、残って下さっている方々は、

 

優しさと反省と努力を

どこかで続けていこうと思っている方々。

 

貴照鑑定そして、貴照の講座は

難しい言葉で表現すると

「認知的複雑性を必要とする」のです。

 

認知的複雑性とは

単一の見方に固執する人は、思い込みや偏見が強く出る。

一方、同時にいくつかの見方をする人はその傾向が弱い。

このような見方の出来る人のこと

 

この「いくつかの見方」をお勉強してもらうのが

貴照鑑定であり、貴照講座です。

 

知識も大事だけど

私の大正父ちゃんは「知恵を使え」と

子どもの時から「前頭葉を鍛える教育」を

してくれていました。

 

ある本で

「頭の良さ」とは誰も知らないことを知ろうという熱意

書いてありました。

 

このことを感じさせてくださったのが受講生の西山さん

頭の良さは、頭の柔らかさであり、

受講生の西山さんは86歳になられますが

今でもご自身で運転して貴照の講座にご参加され

最高レベルのトップクラスにいらっしゃいます。

10年以上、通われているんです。

 

西山さんは、

メールも覚えてくださり、

リモートも覚えてくださり、

全てのルールを守ろうと

若者に頼らず、

PCも購入して

私についてきてくださっているお姿に

いつも感心を頂きます。

 

いろいろとお勉強ができて感謝していますと

おっしゃって下さるんです。

 

その西山さんの様に、

私は、頭を柔らかく過ごせるよう

私自身も、いろいろと勉強と研究をして

新しい答えを見つけていきたいと思います。

 

貴照鑑定のご予約が入っている方々も

人生勉強を続けて、必ず次回のご予約を入れてくださる。

 

貴照講座を続けてくださる方々も

どんどん、お人柄が優しくなっている。

もう・・娘や夫に言わなくなりました~~と

おっしゃるようになっていくんです。

 

だから、

簡単に答えを欲しいと思われる方は

私の鑑定や講座は窮屈かもしれませんが、

 

続けてくださる方!

これからも細く長くに私の気持ちも変わってきておりますので

継続・嬉しく思い、これからもよろしくお願いします。

 

明日が、年度末になりますので、

年度末のご挨拶でした。