母の介護日記・・ | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

先日・・・大江天主堂など・・

小旅行したのは・・

 

天草の母の介護のちょっと隙間を使って

私の心リフレッシュ!でした。

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そのあとに・・

 

母との時間を使ったので、

ずっと「良い娘」を演じれました。

 

毎日・・毎日・・同じ話ですけど

 

やがて・・90歳になろうとしている母には

毎日の新しい話題がないので・・

 

同じ話を何度もするんだろうと・・

何度同じ話でも

話すことが「ボケ防止」になると思えば

 

話をさせてあげることが「リハビリ」と思って

暗記するくらい・・決まった話を聞いています 笑

お洋服を買ってあげたら・・すぐに着て見せてくれた母 笑

普通に歩けなくなり・・杖をついても数歩で止まるほど・・

昔の母とは大違い!

 

最近の母は、「私はいつ死ぬんだろう?」とか

「私は明日・・生きてるかなぁ?」など

 

一時前は・・お金の話が多かったですが・・。

「死」という言葉を使うことが多くなりました。

 

 

この気持ち・・私はとっても理解できるんです。

 

私は心臓の手術をしたときから、

私自身・・毎日寝るのが怖かったんです。

「明日・・普通に目が覚めるかな?」とか

朝起きると・・「今日があるんだぁ~~?」と

毎日「死」を意識して過ごしていた時に、

 

母に「私・・まだ生きてられるかなぁ?」って

ぼやいた日のことを思い出しました。

 

あの時に母の返答は「わかんないわよ!人間死ぬときは死ぬんだから!」って

 

なので、この間母が同じように「私いつまで生きられるかな?」って

言われたときに、「そんなのわかんないよ!私が先ってこともあるし!」

そして、「だから、不安を考える時間を楽しい時間に変えていつ死んでもいい

準備をしたら?」って笑って答えました。

 

私の経験でも、この時に

「そんな変なことを考えないの!」とか

「簡単に死のことを話さないで!」とか

言われたら、さらに孤独になるので・・

 

死の不安を感じているお母さんには

気晴らしになる話や昔の話をさせてあげて・・

時間を楽しませてあげて下さい。

昨日・・講座の時に介護の話がでて・・

その話題を母に伝えたら・・・

 

この年になると、自分の頭がこんがらがっちゃって・・

生きていていいのだろうか?

あなたに・・迷惑をかけて申し訳なくって・・

だから、「死んじゃいたい」って思うのよ・・。

もう少し若い時には、思ったことを思いのままで心に止めれたけど

今のこの年齢になると、言葉がこんがらがって・・「そのまま気持ちが言葉として出ちゃうのよね~」

 

だから、あなたの受講生さんのお母さんたちを責めない様に

伝えておいてね。たぶん・・寂しいのよ!不安なのよ!

 

と母が申しておりました。

 

私がこうやって、母に対して受け身で接することが出来るのは、

おそらく・・

母が、私が若いころに接してくれた姿だと思います。

母に怒られた記憶や怒鳴られた記憶がないんです。

私はおてんばでしたし、行動派だったので・・若い時に

いろいろとハチャメチャなこともしましたが、

母は、何をするにしても大きな声で私を叱ったり・・罵ったり・・

上からの言葉を使ったことがありませんでした。

 

なので・・

母が私に接してくれてた対応を

今、私が母への対応が出来るんだと思います。

 

子育て中のお母様!

今、自分が使っている言葉が

将来、自分が介護を受けるときに言われる言葉になる。

そのことを頭に入れて・・子育てを頑張って下さいませ。