小学生の時に、
私の父、「大正父ちゃん」は
私が勉強をしようとすると・・・
「なぜ?お前が勉強するんだ?」って
聞いてくるんです。
「だって、学校で勉強しなさい!って言われたから・・」
「じゃ・・先生に何のために勉強するのか?
聞きな!!」
「???」
私は、当時の担任の鶴先生に聞きに行きました。
私の横のほうにいる先生!懐かしい写真発見!
先生の回答は
「大人になるためで、大人になったら必要だから」
私の印象は、何も考えずに・・
「そーなんだぁ~」しか思いませんでしたが・・・
大正父ちゃんからの質問
「だったら、大人にならなくていいから・・
勉強するな!」
さてさて、どしたらいいのだろう???
「じゃ~どうしたらいいの?」
「勉強は、学校だけでいい!
とにかく、身体を使って遊べ!!」
「今、やる勉強は遊びなんだよ」
「遊ばなきゃ・・疑問が出てこないだろう!!」
「宿題しなくていいの?」
「宿題なんか、家でやっちゃ~~ダメだ」
「怒られるじゃん」
「だったら、学校で帰る時間までに終わらせてこい」
「なるほど!」
そうやって、宿題をしなさい!とか
勉強しなさい!とか
言われないで育ちました。
実際・・私は宿題をちゃんとしてなかった子どもだったと思います。
なので、
私も息子に・・・「宿題をしなさい」とは言わずに子育てをしましたね~笑
していても、していなくても・・・
大正父ちゃんの教えは
「要は自分」
つまり・・・
言われてするのではなく、
自分からする気になるように
教育するのが大切だという事。
お父さんやお母さんに怒られるから?
先生に怒られるから?
違うだろう!
大正父ちゃんは言っていました。
私がローラースケートを上手になりたいと言った時、
「これは、重心をどこに置くといいのか?
ローラースケートのタイヤは片足に4つ
このタイヤの後ろに体重を乗せると
スピードが出やすくなるんだぞ!」
「へ~~」
「これは、理科を勉強するとわかるんだよ!」
と言いながら、いろいろと教えてくれました。
ある時には、
「これを持ち上げてみろ」
「私のは重たくて上がらない・・」
「なら、この棒を使って持つとどうなるか?」
「軽く持ち上げられる~~」
「これも、理科を勉強するとわかるぞ!
てこの原理って言うやつだからな」
私は、理科って面白そう~~って思って、
大正父ちゃんに、「理科の実験と科学」って言う本があるけど
欲しい~~」って言ったら・・
じゃ~~買えばいい!
そうして、その本を手にしてから・・
疑問とか・・してみたいことが出てきて・・
最終的には、顕微鏡までお小遣いで買って・・
調べては大正父ちゃんに質問
すると・・
殆どの事に対して説明をしてくれて、
さらに興味が持てるように、「お題」をくれる。
そうなると・・計算が必要になって・・
算数を勉強するようになって・・・
さらに、
参考書を買ってくれるようになって・・・
漢字の辞書を引くことを教えてもらって・・
大正父ちゃん先生の話は・・説明付きで
長い話だけど、きちんと教えてくれるから
子どもの私でも良くわかる。
それが、今でも役立っていることだらけ!
なので子供のころの私は、
家では、宿題や学校のお勉強はほとんどしておりません。
遊びから、興味を持ったことの流れで、
理科や算数や国語を大正父ちゃんが教えてくれた。
大正父ちゃんが言ってた・・
「何のために勉強するのか?」
それは
「物を知りたいから」だと思うんです。
つまり・・
知りたくなるように、
何故?って思える時間を提供してあげることでしょうね!
私も同じようように、息子に一番あげた時間は
「遊ぶ時間」でした。
家族3人で・・
小学生の時からビリヤードにも行ったなぁ~
自分のマイキューを、大劇さんのビリヤード場に
置いて、あって・・・。毎週日曜日に行ってました!
今の実家にもあるんです。
いつでも遊べるように!って
大正父ちゃんの部屋に・・ミニビリヤード台
ただ、玉に充てるだけじゃないんですよ!
角度を計算して、勝負するんです。
計算をしながらするんですよ~~
いろいろな勉強がついてくるんですよ!
ビリヤードも!