あれから・・8年 | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

福島にて・・

あの大きな地震!

 

あの日、私は確定申告の事務処理で

事務所泊まりだった。

 

飛び込んできたニュースをみて・・

 

阪神の地震の時を思い出し・・

いつでも、発送できるように

衣類や小物を段ボールに入れて準備していたので、

4箱ほど・・すぐに・・連絡の取れる募集しているところへ発送。

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その後、何が必要なのか?

どこで、SOSをだしているか?

 

ネット検索をして過ごし・・・

確定申告に間に合わなかったことを思い出す。

 

石巻4200人・ツイッターでSOSが入ったと

ある社長さんから電話を頂き・・

 

「貴照さんの知り合いで、そのSOSを確認するために

ヘリコプターの操縦士とヘリコプターを所持している方は

御知り合いにいませんか?」と聞かれ・・

 

すぐさま・・・探し・・

3名ほどの知り合いにつながる。

 

そして、後に・・メディアで一般の人の通報で

石巻4200人が無事に救助と言う映像を見た。

 

その時・・

 

一般人でも・・

遠隔的に何かが出来るんだと思うところから・・

つねに・・

ネットでSOSを探していた半年間。

 

そして、私も熊本の仲間たちにネットで支援物資を呼びかけると

すぐさま・・沢山の物が集まった。

この写真の事務所が解体されたんだよなぁ~~

そして、気付いたこと・・

集まっても使えるものと使えないもの・・

分けるだけでも大変だった。

 

そうだ!受け取る側のことも考えなければと沢山悩んだり

考えたりしたことが、今の私を作ったような気がする。

 

 

 

 

そこで、1つの仮設住宅の方と出会った。

支援をしていたつもりが・・

 

今度は、自分が熊本の地震で

大規模半壊・・自宅も事務所も今はない・・。

 

そんな中で、絆が生まれた。

応援していて・・今は、応援してもらっているような感じ。

 

お互いに励まし合って・・

 

この写真の男性・・しばちゃんは

当時・毎日のように・・ご本人の仮設住宅が大変であることを

発信していた。その発信から出会った・・しばちゃんからの情報は

テレビでは放送されていない・・深いものだった。

 

あのころの情報が、今度は熊本地震で・・私が行動に移した

きっかけでもあった。

 

避難指定場所と避難場所の違い。

 

私の近くの所は、避難場所・・

だから、応援物資が来ないことを察知し・・・

炊き出し行動に移せた。

 

情報や経験は、次へのステップだと思った。

 

仮設にいらっしゃったお父さんが・・

「今でも忘れられないんだ・・

あの福島の地震の時に・・・

食べれない野菜を毎月・・

トイレットペーパーや生活品。

感謝しきれねぇ~~」と言って

 

今でも、年に2回・・3回と

贈り物を送って下さるんです。

受け取ると・・こちらも、お父さんが好きなお酒を送る・・

 

年に、何度もこのやり取りが・・

今でも続いています。

心を和ませる。

 

震災にて応援が

震災にて応援をいただく

 

今・・人との繋がりに・・

温かさを感じます。

思い出となった写真がいっぱい。

 

まだまだ、私も地震の被災から・・

普通の生活水準まで・・戻せていないけど

 

頑張るっきゃないですね。

福島は、熊本よりも・・もっと大変。

 

沢山の天災があるから・・

風化しつつあるけど・・

福島の事を今一度・・

考えてみよう・・。