福島にて・・
あの大きな地震!
あの日、私は確定申告の事務処理で
事務所泊まりだった。
飛び込んできたニュースをみて・・
阪神の地震の時を思い出し・・
いつでも、発送できるように
衣類や小物を段ボールに入れて準備していたので、
4箱ほど・・すぐに・・連絡の取れる募集しているところへ発送。
その後、何が必要なのか?
どこで、SOSをだしているか?
ネット検索をして過ごし・・・
確定申告に間に合わなかったことを思い出す。
石巻4200人・ツイッターでSOSが入ったと
ある社長さんから電話を頂き・・
「貴照さんの知り合いで、そのSOSを確認するために
ヘリコプターの操縦士とヘリコプターを所持している方は
御知り合いにいませんか?」と聞かれ・・
すぐさま・・・探し・・
3名ほどの知り合いにつながる。
そして、後に・・メディアで一般の人の通報で
石巻4200人が無事に救助と言う映像を見た。
その時・・
一般人でも・・
遠隔的に何かが出来るんだと思うところから・・
つねに・・
ネットでSOSを探していた半年間。
そして、私も熊本の仲間たちにネットで支援物資を呼びかけると
すぐさま・・沢山の物が集まった。
この写真の事務所が解体されたんだよなぁ~~
そして、気付いたこと・・
集まっても使えるものと使えないもの・・
分けるだけでも大変だった。
そうだ!受け取る側のことも考えなければと沢山悩んだり
考えたりしたことが、今の私を作ったような気がする。
そこで、1つの仮設住宅の方と出会った。
支援をしていたつもりが・・
今度は、自分が熊本の地震で
大規模半壊・・自宅も事務所も今はない・・。
そんな中で、絆が生まれた。
応援していて・・今は、応援してもらっているような感じ。
お互いに励まし合って・・
この写真の男性・・しばちゃんは
当時・毎日のように・・ご本人の仮設住宅が大変であることを
発信していた。その発信から出会った・・しばちゃんからの情報は
テレビでは放送されていない・・深いものだった。
あのころの情報が、今度は熊本地震で・・私が行動に移した
きっかけでもあった。
避難指定場所と避難場所の違い。
私の近くの所は、避難場所・・
だから、応援物資が来ないことを察知し・・・
炊き出し行動に移せた。
情報や経験は、次へのステップだと思った。
仮設にいらっしゃったお父さんが・・
「今でも忘れられないんだ・・
あの福島の地震の時に・・・
食べれない野菜を毎月・・
トイレットペーパーや生活品。
感謝しきれねぇ~~」と言って
今でも、年に2回・・3回と
贈り物を送って下さるんです。
受け取ると・・こちらも、お父さんが好きなお酒を送る・・
年に、何度もこのやり取りが・・
今でも続いています。
心を和ませる。
震災にて応援が
震災にて応援をいただく
今・・人との繋がりに・・
温かさを感じます。
思い出となった写真がいっぱい。
まだまだ、私も地震の被災から・・
普通の生活水準まで・・戻せていないけど
頑張るっきゃないですね。
福島は、熊本よりも・・もっと大変。
沢山の天災があるから・・
風化しつつあるけど・・
福島の事を今一度・・
考えてみよう・・。