ひまわり食堂(ダウン症・自閉症の子供たち運営) | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

先日の2月3日(日) 天気 曇りのち雨

 

新町にて自立支援

「ひまわり食堂」が開店しました。

 

知的障がいのお友達

ダウン症のお友達

自閉症のお友達

発達障がいのお友達

 

ちょっとだけ、支援が必要な子供たちが

みんなで集まって、

また、その兄弟姉妹たちも集まって

子どもたちが子供たちの力で運営する

「ひまわり食堂」

 

私が生まれ育った小学校・中学校では

普通に同じクラスに知的障害のお友達がいました。

 

当時、私はよくわからず・・

一緒にいて、困ったら手伝いが必要なお友達という

他のお友達となんら・・変わらないクラスメートと思っておりました。

 

中学校の時は、双子の一人の女の子が

誰とも話せないし、交われない・・

 

いつも一人でいる感じの女の子

 

私の中では、ただ無口なクラスメイトで話しかけてあげなくっちゃ・・

としか思っておりませんでした。

 

なんで、話さないのかな~~?と

双子の相方に聞きに行った時に、

自閉症という言葉を初めて聞きました。

 

それで、、

 

私のことを2歳まで育ててくれた代理母が

同じ感じだったので、もしかして??

伯母も知的障害と言うことだったの?と

伯母が障がい者であるって初めて認識したんです。

 

私は子どもながら、

代理母は道もわからないし

人と話せないし・・

だから、私がそばにいなくっちゃと思っていた日々

そんな記憶だけが残っておりました。

私が5歳6歳になると・・

その代理母の事を妹のように思うようになり・・

 

障害と言うことを全く意識したことがなかったんです。

 

私の中では、ただ・・

「言葉はうまく話せない人」とし思ったことがなかったんです。

 

代理母の事もクラスメイトの事も。

 

中学生になって、初めて「知的障害」という説明を受けて

身体は大人になっても、考え方が大人になれないと説明を受けました。

 

その説明もただ・・そうなんだ!としか思いませんでしたので

 

私の友人も代理母の事も

特別な感情も無く現在となり・・

普通に接するのが普通と思っていたら・・

 

周囲は、どうやって接してよいか?わからない・・とか

言うことをきいてくれないから、どうしてよいか?困ることがあると聞き

 

私にその感情がないのは、

幼い時から、普通に接してきて・・

 

物事が思い通りにならないとパニックになったり

大声を出してしまうのが普通と知っている分

 

私は、同じような方にあっても

御友達の一人にしか感じなかったことで

悩みにならないで過ごせているのです。

 

そして、その代理母とは

実父の姉になるので、私にとっては血の繋がった叔母になるのですが

伯母は私の祖父母に

普通学級に入れて

普通のご近所の方に接する時間を作って・・

近所の子供たちに「変な人~~」と言われても

 

言われないように守るのではなく、

言われても平気な環境をつくることが何よりも大事と

言っておりました。

 

今、福祉環境が昔よりもある分・・

交流する場が少なくなり、地域でも見かけることが少なく感じます。

 

支援学校のように

生きる力をつけてくれる良い環境がある分・・

世間の中に生きる時間が少なくなったように思われます。

 

いつかは、

親御さんの方が先に亡くなり

兄弟も昔のように大人数ではない分・・

両親がいなくなり、残された兄弟が一人で抱え込んだり

その兄弟も先に亡くなることも少なくはないと思います。

 

支援学校や専門学校の生徒さんは

この子供たちの接し方を学び、学びから接することが出来ますが、

 

世の中のほとんどの人は、学んでおりません

全く、どう・・せっしたら良いのか?わからない方と接する練習が

本当は必要なのではないのでしょうか?と

 

私の伯母をみて・・感じます。

 

なぜなら・・

 

私の伯母は、祖父母に

得意を1つ見つけてもらっていたんです。

「トイレ掃除」

 

そして、ご近所の病院関係の方が、

伯母を雇用してくださって

定年まで掃除婦として

病院で働かせて頂きました。

 

世間の方と幼い時からふれあい・・

接してきたおかげで、病院勤めをし

 

祖父母が亡くなったときから、

この叔母は現在80歳を過ぎておりますが、

1人で普通のアパートに住んでいるんです。

 

字も読めない。

数字も読めない。

会話は5歳くらいの感じのレベルは出来ます。

 

けど、

 

自立しているんです。

 

このことを「ひまわり食堂」で

各自の得意なことは何か?

出来ることは何か?

逆に、出来ると思っていることが出来ない事実を知る。

作られた環境では守られすぎていて

わからないことがあると思うのです。

 

集まってきた親子さんたちのことは、殆ど知らない方ばかり

ただ、私は場所を提供しているだけです。

 

地域のみんなで

この子供たちを応援していきませんか?

 

今回の記録を後日ブログアップしますね。

 

この思いが皆さんに届きますように

2月12日(火) RKK ウエルカムにて

15時~子どもたちの様子が放送されます。