鈴鹿8耐・・・ | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

「鈴鹿8耐」

 

あの日・・・

あの暑い日に・・

 

鈴鹿8耐のレースに行った人

このレースに行く前に、プロポーズを受けた。

 

そして、その足で・・北海道に行くとのこと。

私を向かえに来て・・

 

私は、そのお迎えを・・

お見送り・・・

 

「事故に遭わないでね・・」

「ちゃんと、現地に行ったら電話頂戴ね」

 

そして、青森に着いたときに電話があった。

 

「疲れた~~~眠くってたまらない」と

「ちゃんと休憩とってね」と私

「とにかく・・ちょっと無理してでも道内に入りたい」

「そんな無理をしたら・・居眠りで事故るよ」

 

「バイクで死んじゃうなら天国さ~~」

「こっちの心配な気持ちもわからないなら・・そのまま天国へ行っちゃへ」

 

あの日・・・

あの日・・・

 

あの日・・この言葉が現実に。

 

7月31日14時13分  他界

 

突然の居眠り事故

 

何年経っても・・

何年経っても・・

 

あの日のことが忘れられない。

 

30年以上経って・・

1つのカセットテープが出てきたのが不思議

 

主人と何度も聴いています。

 

その音の中に・・

彼が憧れだったケンケンと一緒にギターで参加している

その彼のギターの音が聞こえてくることが、

時折私の癒しになる。

 

彼はクリスチャンだったので・・

おそらく、今は天国でバイクで走り回ているのであろう・・

 

どうしても7月31日は「涙の一日」になってしまう。

だから、この日は猛烈にお仕事を入れて

自分に涙する暇を与えない。

 

けど・・

31日が終わったら・・

やっぱり涙になるなぁ~~。

 

その日の最後の言葉は・・

その日の最後の別れは・・

 

いつも、後悔のないようにと・・

笑顔でバイバイ!

笑顔でありがとう!

笑顔でまたね!

 

どんなに感情的になっても・・

その言葉が生きている最後のことばになることを・・・

忘れないように。と自分に言い聞かせている毎日です。