「鈴鹿8耐」
あの日・・・
あの暑い日に・・
鈴鹿8耐のレースに行った人
このレースに行く前に、プロポーズを受けた。
そして、その足で・・北海道に行くとのこと。
私を向かえに来て・・
私は、そのお迎えを・・
お見送り・・・
「事故に遭わないでね・・」
「ちゃんと、現地に行ったら電話頂戴ね」
そして、青森に着いたときに電話があった。
「疲れた~~~眠くってたまらない」と
「ちゃんと休憩とってね」と私
「とにかく・・ちょっと無理してでも道内に入りたい」
「そんな無理をしたら・・居眠りで事故るよ」
「バイクで死んじゃうなら天国さ~~」
「こっちの心配な気持ちもわからないなら・・そのまま天国へ行っちゃへ」
あの日・・・
あの日・・・
あの日・・この言葉が現実に。
7月31日14時13分 他界
突然の居眠り事故
何年経っても・・
何年経っても・・
あの日のことが忘れられない。
30年以上経って・・
1つのカセットテープが出てきたのが不思議
主人と何度も聴いています。
その音の中に・・
彼が憧れだったケンケンと一緒にギターで参加している
その彼のギターの音が聞こえてくることが、
時折私の癒しになる。
彼はクリスチャンだったので・・
おそらく、今は天国でバイクで走り回ているのであろう・・
どうしても7月31日は「涙の一日」になってしまう。
だから、この日は猛烈にお仕事を入れて
自分に涙する暇を与えない。
けど・・
31日が終わったら・・
やっぱり涙になるなぁ~~。
その日の最後の言葉は・・
その日の最後の別れは・・
いつも、後悔のないようにと・・
笑顔でバイバイ!
笑顔でありがとう!
笑顔でまたね!
どんなに感情的になっても・・
その言葉が生きている最後のことばになることを・・・
忘れないように。と自分に言い聞かせている毎日です。