父の四十九日です。
極楽浄土に行けるかどうかの判定が下されるのが四十九日目で、この日が忌明けとされます
ということで・・
私は父と2歳の時に出会いました。
生まれた地元でも・・
学校の御友達の中でも・・
いつも一緒にいる親子と言うことで・・
よく、父子家庭じゃないか?と思われることもしばしば(笑)
そんな親子でした。
今回、父の死因は、肝臓がんでした。
2年前の1月に、胃がんと診断されたときに、もう高齢であり・・
その時にも・・すでに末期で4月を超えるか?夏までは難しいと言われました。
年齢がその時点で90歳を過ぎ・・・体力的に手術も抗がん剤治療も
出来ないと言われました・・・
父は、そんなはずはない・・食事もしっかり食べれるし・・
何よりも、
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/301.gif)
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とこの時は、家族みんな・・気持ちが下がりました。
沢山、沢山調べました。
癌のことで本を出しているかたに勇気をもってメールをしました。
とっても丁寧に、高齢の場合は抗がん剤も手術もしないままが良いと
提案をいただきましたが・・
父は、納得できず・・
いくつか病院を変えて診察していただいたところ
ある病院のドクターが・・生きたいなら・・
年齢的に抗がん剤治療は難しいけど、胃とリンパ節と尾部の一部を切ってしまえば・・
命がつながると思いますよ!!オペしましょう!!
この言葉で父は、改めて生きる希望をもち
手術をしました。手術は成功!!
術後、麻酔から目を覚ました時にドクターが・・
「お名前は?」「どうしてここにいるか?わかりますか・・?」など質問
そして、答えている父。
最後にドクターが質問はありませんか?と聞くと
父は、手術時間は何時間でしたか?と
「7時間ですよ」と聞くと・・
予定通りの時間で終わったということは成功ですね!と
笑っていた父。
ドクターは思っていた以上に、回復をし元気なので・・
長生きしますね~~って。
あれから2年後の今年。
今度は肝臓に新しい癌ができていたのですが・・
毎月、地元の病院に検診に行っておりましたが・・
そして、異常なしと言われていたのですが・・
どうも、食事がとれなくなり・・歩く力がなくなったということで・・
手術をしてくださった病院に診察に行ったら・・・
もう、肝臓全てが癌であり、少しでも生かせる肝臓部分があれば
再生も可能なのに・・なんで・・こんな状態まで放置してしまったのか・・・。と言われました。
病院選びは、自己責任ですね。
父も、もう・・あれから2年・・生き延びたから・・
その生き延びた2年で、食べたいトンカツもビールも・・
美味しい物もたくさん食べたし、やりたいこともみたいものも・・
沢山・・沢山・・してきかたら・・もう・・いいよ!
なんと、僕は良い人生なんだろうか!!
こんなに幸せな人生でいいんだろうか!!
こちらは8月に一時退院した日に撮った写真。
一緒にビールを飲んでポテトフライが食べたいと言うことで・・一緒に食べた
最後の外食。オーデンにて
翌日・・病院に戻る時に・・
どうしても家に帰りたい!!
父の願いをかなえるために対策が始まり・・
翌週に退院。介護生活、そして10日も経たずに亡くなりました。
みんなに感謝でいっぱいだ~と言いながら
羨ましい人生の終わり方。
そして、本日・・
極楽浄土へ・・・
父のこと、私のことを御心配してくださった皆様・・
本当に、ありがとうございました。
父の介護と亡くなってからの大切なことを
改めてブログに書いていこうと思います。