仮設の方を応援するのは・・「心遣い」と「気配り」 | 貴照良日 「貴照(きしょう)」のブログ

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コーチング歴34年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをしていた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモートも行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

私の中に・・
いつも感じることがある。

以前、私の経験を書かせていただいたことがありました。

人の為に私が支払いをしなければならない立場・・
自分の事ではなく、第三者のために多額が・・・
私の身に降りかかり・・
その責任から、路上生活を10か月だけですが・・
していた時期があります。

あの時は、身の回りのものをすべて失ってしまいました。
思い出の大切な花器も手放さなければいけない・・

何よりも・・幼子を抱えて・・
小学校に入れてあげることが出来るのか?
ちゃんと生活が出来るのか?
夫は失業中であり・・

いろいろなことが重なり・・未来をみることができない・・
なぜなら、「今と言う目の前がみえない」のだから・・

今日は食べれるのだろうか?

夫は熊本ではお仕事がなく・・
福岡に行き・・大阪に行き・・しばらくは別居
(このころ離婚と言ううわさがあり・・みんな私に夫がいないと思われていた時期でした。
面倒くさいのと詳しく言いたくなかった時期なので・・離婚したと言っていた時期でもありました)

このあたりは突っ込まないでね~~深いお話しなので~~


私は息子と熊本で暮らし・・仕事・・仕事・・仕事・・
子供を預けれるところもなく、横にずっと一緒でした。
「帰る時間がないお部屋」を借りていてももったいないと思い・・
夫にもなにも言わず、賃貸契約を解除して・・路上生活を選びましたね。

息子もそのころの記憶がハッキリとあるから・・
私にお金の苦労と迷惑はかけたくないということで・・
高校から自分のお金をしっかりと稼ぎ・・自分の生き方を作ってくれるようになりました。

ある時に・・全く食べるものがなく・・ポケットには50円。
住む家の物もすべてお金に換えて返済に廻し・・
探しても・・探しても・・お金になるものもなく・・

そんな時に・・息子が「お腹すいたよ・・」って言われても買うお金がない。

仕方なく・・熊本の新市街のロッテリアの前で・・優しそうな方を見つけ・・
ちびっこセットをこの子に買っていただけますか?

こんな呼びかけで、やっと食べることができたハンバーガーは今でも記憶にしっかりとあります。

私はこのような状況になっても・・実家がないので
姉妹もおらず・・・育ててくれた養父たちに頼ることなど・・できず・・
この状況を誰にも言えない10か月でした。

のちに・・小さなアパート6畳もあるので贅沢でしたが・・
学生さんが使われる寮のようなお部屋をお借りすることが出来るようになりました。
これにも、ストーリがあるので・・いつかご報告しますが・・

そして、やっと自分がこのような状況だったと・・
友人に言えるようになったときです。
新しい住所をお知らせして・・みんなが心配してくれたのでしょう!!

私は友人だけは、とにかくたくさんいるもので・・
毎日・毎日・・宅急便が来るんです。
最初は嬉しい思いでしたが・・
ある日曜日は・・毎日仕事をしているのでゆっくりしたくても・・・・
朝早くから・・。ピンポ~~ン!!
子供がやっとお昼寝・・と思ったらピンポ~~ン!!
ちょっとお買いもにいったら不在票・・

さらに・・・いただいたものが食べ物で・・食べきれないほどの量になり・・
洗剤も6畳一間なのでスペースもそれほどないのに・・あの時には段ボールに
お洋服が9箱くらい送られてきた日には・・どこにどうやっておいたら良いのか?
サイズが違うお洋服はどうしたら良いのか?使わない小物はどうしたら良いのか?

冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも送られてきました。
洗濯機は2つもどうしよう・・でした。

友人たちは私を思って・・送ってくれた優しさなのだから・・
思ってはいけないけど・・もう送らないで・・とつぶやく自分。

有り難い感謝はいっぱいでしたが・・
必要ではないものに・・だんだん・・もうやめて!!と思う自分も嫌で嫌で・・
送ってくださった哺乳瓶が今でも2つ・・捨てれずに未使用のまま手元にあります。
哺乳瓶だけで・・6つくらいになったかな!!哺乳瓶を卒業したころだったので・・
どうしよう・・って思ったり・・

さらには、生ものが一番困りました。
食べきれない・・ありがたいけど・「食べなければいけないという責任。」

食べれない時を経験している私には、「残す」とか「捨てる」とかはできない。
貴重な食べ物だから・・

しかし、「食べれるだけ食べて・・食べれなかったら人にあげたり・・捨ててね!!」

この言葉は、私の心を傷つけていることを・・友人たちは知らない。
食べ物があることだけでも、どんなに幸せなことなのか!!
住めるところがあるだけでもどんなに有り難いことなのか!!
着れる洋服があることが、物を入れて歩けるバックがあることが
どれだけ助かることなのか!!

なので、お店で食べ物を平気で残される姿を見ると・・
とても許せない思いでいっぱいになります。

ある日・・お店でお金を気にしながら・・私は注文をしていた時に・・
お向かいのお客様は、好きなだけ注文され・・それは良いのです。
しかし・・かなりの食べ物を残されていらっしゃいました。

それをみて・・とても悲しい思いでした。
それは、農家さんのことも思い・・命を失った牛さんのことを思い・・
料理人の気持ちを思い・・
贅沢に残すような注文をする姿が・・悲しい風景となりました。
もちろん残さず沢山注文して食べるのは良いと思いますよ。
それは働いているお店の方のためになるので!!


こんな経験は・・したくても出来ない。

しかし、このことがきっかけで・・
考えることや気付くことが沢山持てたんです!!

人の優しさもたくさん感じました。

被災者の方々とは思いは違います。
私の場合は、私が人のために自分から言い出して自分で背負った借金

被災者の方々は、ご自身が悪いのではないので・・
私の経験からの思いとは比べものになりません。

だから・・
だから・・

黙っていられないんです。
どんなに悔しい思いをしていらしゃるのか!!

私も人のために、思い出も物も失いましたが、
これは、自分からしてしまった失敗です。だから自分で解決しなければ
ならないことです。

被災者の方は・・絶望感だけでなく・・怒りもあることと思います。
気持ちを切り替えれば良いという、簡単なことではないと・・
今回、震災後の今の家の状態をこの目でみさせていただきました。

改めて、このことはブログに書きますが・・

何故、ここまで仮設住宅の応援をするのか!!

それは、自分の経験から・・自分への対策でもあるんです。

自分がやり切れなかったことを・・
解決するために・・仮設の応援をさせていただいているんです。

あの時に、沢山の方に助けていただきました。
知らない方に食べ物や飲み物を頂きました。
その時の方のお名前も聞くことすらできなかった自分は
感謝をお伝えできておりません。


見ず知らずの私を、泊めてくださったかたのお名前もお顔も覚えていないくらい
その時に、生きることが精一杯でした。

その思いへの恩返しとして・・・今仮設住宅のかたにさせていただいております。

この今までの私の感謝を・・活動にしております。

なので・・上記に書きました・私の経験から
心を大切にしたい・・
物を大切にしたい・・
お金を大切にしたい・・


が私の生き方の基本となります。

どんなにいただいても、食べれず捨てるのは悲しい・・
そこで、今回の仮設住宅応援では、若向きのお肉と・・
歯の都合で食べれないであろう・・と配慮しお野菜たっぷりのだご汁。
これも、平等に食べれるようにと考慮し・・ご用意としました。

さらには、こちらがするだけではいけないと思い・・一緒に作るコーナーとして
おやきをご用意したのですが・・今回はこちらのメンバーだけで作ってしまい・・反省。

割り箸もみなさんから集めたのは・・
買うことしかできない食材や飲料はお金を使い・・
集めれば集められる・・割り箸や紙コップはお願いして集めることに・・

お野菜も、同時に食べなくて良いように、すぐに食べれるようなお野菜と
のちに食べれるように、しばらく置いて食べる早生ものお野菜と手配にも工夫をさせて
頂きました。同じトマトでも、早く食べる用と時間を置いて食べる用・・

これは、無駄に捨てることなく・・食べていただくための配慮であり・・
農家さんの想いを捨てないためでもあり・・思いを無駄にしない・・配慮でもありました。

「気遣い」と「気配り」・・

それぞれに使うべき「心遣い・・」

相手の心を察し、相手を思う「気配り・・」

これらをもっと発信して「ひまわりファミリー」活動をしていきたいと思います。

今日は、個人的な思いを書きました。
それは・・なぜここまで仮設住宅への活動をするのですか?と言う質問が
多くなってきたので・・私の思いの原点を書かせて頂きました。

私は、幸せ者です。本当に有り難いほど・・多くの方に守っていただき・・
血のつながりも大切ですが、それ以上に愛に守られている自分がとっても
幸せと感じております。

いつも、私を支えてくださる皆様・・・
本当にありがとうございます。感謝です。

そして、私の念願の一つでもある・自分から見てお父さん・・お母さんと呼べる人に
抱きつく・・経験。仮設住宅のみなさんとハグをして抱き合ってくる時間がとれたこと
私の最大のご褒美をいただいた思いで・・仮設住宅の方へお礼を申し上げたい思いです。

人と抱き合える・・こんな幸せなことはありません。

熊本の皆さんの中でも、私にハグをしてくださるかたがいらっしゃいます。
私はとっても嬉しいですので・・よろしくです!男性もしてほしい~~
兄さん、弟も欲しいから!!
私をみたらハグしてね~~(*^。^*)

貴照梨左(きしょう りさ)