福島浪江町民仮設住宅訪問を終えて・・2 | 貴照良日

貴照良日

鑑定歴32年。当初は、熊本中心地のカフェで鑑定。下通り,上通り,新市街に交通センター(現:サクラマチ)のcafeで待ち合わせをして鑑定していた時代。熊本を拠点とし、国内外の方のリモート鑑定も行ってます。鑑定50,000人以上になり、その独自流の統計から「貴照鑑定」を確立

 
2012年11月23日
熊本駅6:03発の新幹線に乗って・・
福島・浪江町民仮設住宅のしばちゃんと仲間たちさんのところへ
行ってまいりました。

熊本のメンバーは
鍼鍼灸でのご参加の琢ちゃん先生と恵美ちゃん
整体とハンドマッサージをやっちゃん先生
小学生と保護者フォローをかーちゃん
記録係りとして山ちゃんが熊本から出発
福島へ・・・
 
 
タイピーエン作り役の真弓ちゃん
くまモン役の小畑ちゃんは途中で合流・・
    

 行きは・・熊本から新幹線で博多で乗り換えて・・さらに東京で乗り換えて
福島の郡山から乗り換えて二本松市まで行きました。(所要時間8時間30分)
 
この電車に乗るときに・・ちょっと怪しい雲が・・・
 
 翌日・・私たちは現地で地震を味わいました!

その途中、東京駅で私達熊本組は・・いつも応援してくださる貴照ワールドの
渡辺さまより・・お弁当の差し入れがありました!!
 
  渡辺様・・私たちは美味しくいただきました!!ごちそうさまでした!!
 
そして現地入りしました!!
二本松市到着
 
  
静かな・・・街です。ホテルチェックイン!!
そのホテルの玄関先で・・ビックリしたのが放射線量計が・・
ピーピー。この数値に関して専門家の方のアドバイスをいただいてから
どのくらい危険なのか?今すぐ危険でないのか?
もうしばらくお待ちくださいませ。
 
 
私たちは、この仮設住宅でくらされている方々の今までと今のお話を
聞きました。
この仮設住宅に生活を移して、いつ自分たちの故郷に戻れるのか?
当初は1年経てば戻れるかと1年を信じて生活をしてきたとのことです。
思いとは逆に・・日に日に、故郷浪江町の線量が上がってきているとのこと。
代表のしばちゃんは、家にわんちゃんを残してきました。
ハスキーのように大きなわんちゃんなので、仮設に連れてくるのは難しく
ワンちゃんに何かあった時に逃げて貰えいるように鎖を話して自由に動けるように
思いやって定期的に、エサをあげに・・水は出しっぱなしにしてエールを送っていたのですが、
ある日・・泥棒が入ったようです。
泥棒は・・向かってくる大きなワンちゃんが怖かったのでしょうか?ありえない・・
ワンちゃんは殺されてしまったようです。ワンチャンは一生懸命家主のいない家を守ったのでしょう!ふるさとをなくし・・愛犬をなくし・・今、家をなくそうとしているしばちゃんご一家!
同じく仮設住宅のみなさん・・・
そんな悲しみを抑えて、仮設住宅で一生懸命生活されていました。

また、仮設住宅で過ごされているので・・周囲の方に大切にされているかと
思っていたら・・
福島県内でも原発避難者と言うだけで差別が有るんですよ、考えられますか?
私の娘も放射能が移るとこちらの中学生に言われてショックを受けて帰ってきました
よ。車で走れば、放射能をまいていると言われますし、同じ県なのにと悔しい毎日です
よ。

全員ではないと思います。ごく1部の方の発言と思いますが、しかし・・
心傷ついている仮設住宅の方には大変きつい言葉だと思います。

熊本も水俣病のときに、同じようなことがあったことを聞いております。
もっと正しく原発による体への影響、またどのような状況なのかを私たちも知ることも大事であると感じております。

仮設住宅には、子供たちも10名くらいいらっしゃるようです。
放射線量や体への影響など、専門家の方にご指導頂いてから皆様にお知らせいたします。
チェルノブイリの情報はこちらでちょっとお勉強してみてください。
http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/coe/jp/activities/elearning/lecture/02-02.html

仮設住宅のみなさんは、自分の家に帰れず・・土地に戻れず・・
さらには、海岸線の方の南相馬のほうは線量が下がっているのですが、
こちらの仮設住宅のかたの地元浪江町の方は放射線量が増えているとのことです。
よって、一時帰宅もできなるであろうとおっしゃっていました。
子供の親御さんたちは、自分たちの心配もですが、子供たちのこれから・・
どうなるのか?先が見えないだけでなく、具体的にお仕事もないわけで・・
今後の生活をどうしたらよいのか?毎日考えると・・・夜になり・・涙を流し・・
寝れない日々を送っているとのことでした。

そんな中で、一生懸命笑顔で私たち熊本メンバーを向かいいれてくれた
仮設住宅のみなさん!

また、この日は・・24日にタイピーエンを作るために大鍋を持ってきて・・
さらに、焼き鳥と焼きそばのご提供いただけることになりました。
 
その打ち合わせに、LPガスのみなさんが・・仮設住宅にお越しくださったんです。
 
  さ~~翌日は美味しい・・そして熊本の食材!!さらに・・
味は間違いなし!! 紅蘭亭さんのタイピーエンを作ってみなさんに喜んで
いただければとミーティング。
そして・・次の本番の為にホテルに戻りました。

仮設住宅には熊本からのお米・お野菜・牛乳・みかんなどが・届いておりました。
    
   
 次へ・・つづく