私の青空(歌:榎本健一さん)
夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空
日暮れて辿(たど)るは わが家の細道
せまいながらも 楽しい我家
愛の灯影(ほかげ)の さすところ
恋しい家こそ 私の青空
3歳から小学校3年生まで暮らした風呂なしの
築60年以上のアパート
正面左1階の2Kに両親・弟の4人で
暮らしていました。
ボロボロになってしまいましたが、
今も建替えされる事なく昔のままを
留めてくれているとは嬉しい限りです。
アパートの前に流れる川でザリガニ取りをしたり、
メンコや凧揚げコマ回しなど、アパートに住む
友達と泥んこになって、よく遊んでいました。
両親が亡くなり弟も亡くなり、今ではこの古い
アパートで暮らしたのは私一人が残りました。
古い思い出には家族団欒の優しい時間が
流れており、時空を超えて、我が心は、
夢中でおかずを食べるTVを観て笑う
幼いころの兄弟の姿が浮かんできます。
正に私の青空の歌詞そのものようです。
♪せまいながらも 楽しい我家
愛の灯影(ほかげ)の さすところ
恋しい家こそ 私の青空♪