「ミート・ジョー・ブラック」
って映画。
知識も経験も富と権力も、人間的な優しみもかね備えたどでかいコンツェルン会長の老人(アンソニホプキンス)が、地上に降りた死神(ブラピ)から死を宣告され、「時間が来た」「一緒に旅立とう」って言われた時に、
「去りがたい」
って、ポツリ呟くんだ。
これ聞いた時、
ああこんな成功者でもやはり名残惜しいんだな。
「人生悔い無し」よりも
「まだ生きていたい」
と思える最期を、自分は迎えることができるだろうか(涙)ってね。
死神は死神で、ホプキンスの娘と恋に堕ち、あの世に帰る時間が迫るにつれて「彼女を連れていく」って。
大切な娘をまだ死なすわけにはいかないと、ホプキンスは激怒。
娘を愛する父の情熱に打たれた死神は、葛藤の中、彼女との別れを決意する。
そして彼も
ホプキンスの誕生祭、きらびやかな花火打ち上がる邸宅の庭園のベンチで一人、さめざめ泣く。
地上に降り立った時は無表情、無感情だった死神。
彼もまた
「去りがたい」
って、思えるような経験をしてる。
美しい庭園で一人、ブラッドピットが泣きはらすシーンは僕も少しベソかいた。
一回限りの人生だから
真剣に生きなければ
って思えるのかもしれない。
とかいって
たいして真剣でもないな
俺は
