工事完了は「7月19日」の予定だと、
長々と掲示されていた看板を楽しみに
今日ウォーキングに行ってみたら、
「えぇ~、嘘やろ!」
という看板が目についた。
期待を裏切られた
りんくう公園
「太鼓橋」
であった。
現地出発は「7時5分」である。
さて、「たじりっち広場」の屋上に上がって360度のパノラマを展望するも、薄日は射すが全体的には曇り空で、快調なウォ-キングが出来ると思い先に進んだ
遊歩道を歩いてる途中でけたたましく流れ来る「汗」なので、温度を観たら既に「31.9℃」にもなっていて、湿度は「67%」とこの時間にして低い目であったが、内陸側なので風が無く、徐々に足が重くなってくるのが解る。
ゲ-トタワ-前の高速道に着き、高架道を上がって「りんくうタウン駅」前を通過し、シークル内の駐車場、大観覧車や大きく聳え立つ「ゲ-トタワ-」を眺めながら、りんくう公園に入って行く
「ヒマワリ」は、花はしおれ、大きな頭はまさに「実るほど首を垂れる・・・」の如く、さらに「水戸黄門」が通るが如く全員ひれ伏してくれているような「妙な気持ち」になったのは幻か?
そして向こうには「太鼓橋」だが、まだ工事用の柵がそのままだったのだ
柵に近づくと、7月19日の所にちょっと大きめで「12月13日」の日付に訂正されていたのだ。
「あれ、工事完了は7月19日迄のはずやろ~ッ」
「これ何、どいうことや」
「太鼓橋でロッキーのポーズをしようと
楽しみにしてきたのに!」
再度「今日は7月24日」と確認した。
ズ-ッとこの状態で放置されてきていて、ここに来るたびに工事が進んでいないことをこの目で確認して来た。こんな状態でホンマに7月19日に完成するのだろうかと気になってはいたが・・・。
一旦掲示した余裕のあった完了日を、何の説明も無く、また一気に年末まで長延期するという「勇気ある失態」は、大阪府営の名を汚しし、信頼失墜も甚だしい。
何も無ければ日程に
余裕のある7月19日に
完成いしていたはずである。
何の情報も無いので勝手な想像だが、恐らくは「談合」が発覚したか、職員が「賄賂」を受け取ったことが発覚したか、そんな嫌な想像が駆け巡るのだ。府営ならば府民の税金が投入されているのだからホームペ-ジにでも説明をして頂きたいものである。
新しく入れ替える為の材木が数か月、雨ざらしで放置されていることも商品価値を大きく下げることにもなるので一刻も早く工事を完成させるように奮闘努力をお願いしたい。
他にも声を上げていない、
「りんくう公園」大好きという
愛好者は多いはずだ。
そういうことで大きくショックを受けながらも、先へ進んだ。
高台展望台から下へ下って行く途中には、「ヘメロカリス」や「カンゾウ」、さらに「サルスベリ」が曇り空の中でも一際、光彩を放っていたことが、下がったテンションを持ち上げてくれた
サ-いよいよ関空道真下にあるベンチに着く。息を整え汗を拭き、たっぷりの脚休めをとって休憩した。目の前には長く向こうに延びる関空道の先には「関空」が、曇り空の下で鈍く鎮座していた。
ところが、田尻や泉南方面には陽光が当たっていて見事な絶景を魅せてくれ、離陸する飛行機はうすい靄をまとい、関空道の直近橋脚の2本は工事中か作業用のネットが掛かっていた。ふと横側にはこっちに向かってゆっくりとくる作業船のような黒船が近づいて来た。
タップリと休憩を取って、関空道下をくぐって「アイスパーク」に向かう予定で海岸道を進んでいると、着陸態勢に入った飛行機が車輪を降ろして入って来た瞬間を撮った。
広い「アイスパ-ク」を一巡し、楽しみなのは「りんくうJCT」の入り乱れる高速道の高架を眺めるのも又このコースの魅せ場の一つである。特に「ブル-バックに冴えわたる晴天」の時は絶品なのだが・・・。
再度「りんくう公園」に戻り、「太鼓橋」の直前を通過し、数か月も放置された階段に使用されると思われる材木を嫌な思いで眺めつつ、アウトレットの海岸線に向かった
途中では「ハマユウ」が乱舞、さらに絶景ポイントを眺めてると、さっきの黒船はやっぱり工事用の船で関空道のあの工事現場に着いてクレ-ンを動かしていたのだ
いつもの丘に上がって見える光景は絶品で、吹く風は気分を上げてくれた
「スノ-ピ-ク」前の傘付きベンチは、今日は誰も居なくて独占できた。前方さらに左右の魅せる光景は気持ちに余裕をくれる。
サ-ここからは「田尻スカイブリッジ」に向け、
「りんくうマーブルビ-チ」に沿って延びる
少し起伏のある「松並木」を歩いていく
途中には細い糸のような花弁が入り乱れた「カラスウリの花」が群生していて、「セミ」がけたたましく鳴き、梅雨の明けた真夏の到来を知らせていた
ドンドン進んで、「田尻漁港」に近づいた時には一隻の漁船が出航し、「海上釣り堀」を覗くと、満員のアングラ-で賑わっていた。「田尻スカイブリッジ」は相変わらずかっこ良く、ヨットを眺めながら、「たじりっち広場」で最後の休憩をして、車に戻った。
今回のメイン場所であった
「太鼓橋」
にショックを受けながらも、
健気に「汗かきウォ-キング」をした
「8.3km/2h53m」は、
ズ-ッと曇り空で時折薄日が射すという状態の中、
今回も水分補給と休憩多用に気を付けて、
ふんだんに汗をかいた絶景ウォ-キングであった
今の世の中、期待をすると余計に腹が立つ。
しかし「期待」という言葉を失うと、
「無関心」に繋がって行くことになる。
それは絶対に避ける必要がある。
楽しみや好奇心、問題意識も
無くなることに通じるので、、
「加速度的老化」や「認知症」を
一気に呼び込むことになるし、
自分の立場や歳もよく考えて、
巧みな感情操作をしながら、
誰が何と言おうと
健康を一番に据えて、
乗り越えていきたいと思う
今日この頃・・・