今朝外に出ると辺り一面に
濃い霧が視界を遮り、
ムッとする湿度が、
今日の計画を狂わせた
6時には自宅を出発の予定だったが、
霧が引くのを待ち自宅出発を遅らせて、
現地出発は「8時55分」であった。
小島漁港⇔深山公園
の往復ウォーキング
サ-、「道の駅とっとパ-ク」を出発して、沖に長く伸びた桟橋には、相変わらず多くのアングラ-で賑わっていた。人気の高い釣り場である。
歩道を進んで「小島漁港」に向かい、まずは「明神崎」にある「小島住吉神社」の境内に上がって参拝し、さらにその奥にある「多奈川・龍神」の碑のある先端まで行くと、このコースでは最も好きな「絶景」を堪能できる場所に着く。
やっと濃厚な霧も引き、上空にはブル-バックに冴えわたる晴天が広がるが、まだ裾は白く霧が立ち込めていたので、絶景とは言い難いが、もし裾も晴れ渡ってブル-バックに恵まれていたら、いう事のない光景が広がるのだが・・・
サ-、神社を後に「小島漁港」を一巡するが陰が無く、湿気が多いので歩き始めから「汗」に襲われているが、ここに来て一気に暑さがピークとなり、帽子に隠れた「てっぺん禿げ」から流れて来る「汗」は拭き甲斐があった
平日なので車はこんなもんであるが、気温は30℃以下でも湿気が多いので、体感温度は既に「35℃」位になっているはずだが、「熱中症」には気を付けて頂きたいものである。
と思ったが、他人事ではない。
「人の振り見て我が振り直せ」
である。他人の行動、様子を見て、
自分自身はどうなのか
「御尤も、どうもすいません」
沖には沢山の漁船が出て、トンビがカッコ良く飛び立つ、などの光景を眺めていると、「梅雨」真っ只中という意識は全くない
サ-「小島漁港」を出て、ひたすら「大川港」を目指す
「紀伊国」の古い碑を境目に和歌山県に突入。ここから進む車道は全て陰になっていて嬉しい限りである
丁度「大川港橋」に差し掛かった時に、釣り客船「大川丸」が釣り人を乗せて帰ってきたところだった。もうここには数えきれないほど来てるが、「大川丸」に客が乗ってる光景を観るのは初めてだ
兎に角、暑い!
ので、高架橋の下に降りて、陰に入って暫しの休憩を取った
大川港を出発して、「大川トンネル」方面へ向かうが、途中にある気温計は「29℃」を示し、ファジ-な風で湿気も多く、汗を飛ばしてくれないので、トンネルまでのロング坂はきつかった
「もう少しでトンネルだ」
と自分に言い聞かせて、ゆっくりと坂を上がって来た。約1㎞もあるのトンネルの前に着く。
サ-、陰になったトンネルですることは一つ
ゆっくり歩きながら上がった息を整えて、トンネル内に響き渡る最高のエコ-が効いて歌う「ど演歌!」は、至福のひと時である。
今回メインで歌った「ど演歌」は、
最近覚えた
「高橋竹山」をモデルとした
北島三郎の
「風雪流れ旅」
である
6月初め頃に「u-tube」で観た、
子供のころに「はやり病」で完全盲目となり、
苦労に苦労を重ねながらも、
東北・北海道を中心として三味線行脚をし、
晩年は、その迫力の上手さから
東京などから声が掛かり、
TVなどに出演するようになって、
やっと苦労が報われるようになった
津軽三味線奏者「高橋竹山」、
その人の伝記的物語を観て、
泪が出る程感動したのだ
そして、北島三郎の「風雪流れ旅」が、
この「高橋竹山」の「生き様」を
歌にしたとういうことが解り、
「ヨッシャ-、覚えたるデ-ッ」
と思ったのが切っ掛けである。
歌詞の中身を知って歌うのは、
歌う表現に状況が見え、感情が伴い、
カラオケ・レパ-トリ-の一曲として、
好きな曲目となった
毎日どこかで歌ってる今日この頃・・・
あとは練習あるのみである
サ-、トンネルを抜けて向かうのは「深山公園」だ。ぐるっと二つの広場を一周して、途中であった気温計は「28℃」を示し、あの広い芝生広場の大きな東屋で折り返しの休憩を取り、向かったのは勿論「ミルク小豆もなか」のある自販機である
またここでも「ミルク小豆もなか」を
しゃぶりながら至福のひと時、
たっぷりの休憩を取った
サ-また来た道を戻って行く。トンネル内では再度の「ど演歌リサイタル」を腹から声を出し、手振り身振りで歌ったので、横を通過する車に乗った人は「何!あれ何!あの人何してんの」と訝しげに思ったに違いない
トンネルを抜け坂を下ってくると、行きは「29℃」だったのに、帰りは「30℃」の表示だった。湿気はちょっとは抜けたような感はあったが、それでも照り付ける陽光が気温を上げて来る。
もう写真を撮るという気力が失せて来た状態で、
「道の駅とっとパ-ク」に戻った
出発時はまだ空きがあったが、戻ると駐車場は満車で増えていたのだ。
缶コ-ヒ-ブレイクの時間である
一番奥にあるベンチで最後の
締めの休憩をするのがルーティンだ
今回の「10.8km/3h36m」は、
早朝の霧で遅く出発したのが、
汗まみれになった原因の一つであるが、
徐々に霧も薄まって上空は、
ブル-バックに冴えわたる
晴天が広がって行き、
汗まみれのウォ-キングであった
特に「大川トンネル内」での
アカペラ・カラオケ
「風雪流れ旅」
は腹筋が疲れる程歌いまくって、
さらに汗をかくという心地よさは、
なかなか楽しめた「痛快・快適」
なウォ-キングであった