久しぶりとなる
絶景ウォ-キングコース
紀伊風土記の丘
は、桜を見に来た4/7以来の
御無沙汰である。
現地出発は「6時40分」である。
さて、長い導入路を進んで行くと、「資料館」前には大きな池があり、野鳥や風景を眺めるのが好きである。昨日とは打って変わって早朝からの「ブル-バックに冴えわたる晴天」は、嫌っという程「総天然色」を堪能させてくれるのだ
早速定番の道である「将軍塚近道」の急坂の山道を上がって行く。殆どが陰になっているこの道は、約30分程の「有酸素運動」と「足腰鍛錬」、「アキレス腱強化」を迫りくる、自分にとってはこのコース一番の難所である
今日は「湿気」が多くてもう汗をかいてくる始末、天気予報でも30℃近くまで上がると言っていたが、7時前後なのにこれではもっと上がることは否定できない。
途中、途中で振り返っての景色は抜群で、特に水を張った水田は美しい。
幅広の遊歩道に合流してすぐ左に行くと、「展望台」がある。絶景を堪能したあと、今回はいつもと違って、「前山A2号墳」を目指してコースを変えた
この「前山A2号墳」は上から古墳を眺める仕掛けになっているが、今回はガラスの内側に水滴が多く着いていて、はっきりした写真は撮れなかったのだ。
しかしここには「絶景ポイント」があり、「名草山や和歌浦」が見えるので、ちょっと大回りしたのだ
坂を下って行くと、コンクリ道の一番端にあるトイレ休憩所に着く。ここの気温は既に「20℃」になっているうえに湿気があるので、「不快指数」は真夏並みであった。
サ-少し寄り道の後は、本来の幅広遊歩道を展望台に向かって行くと、「将軍塚」方面への案内があり、そこからまた「山道」を上がって行くと、すぐに「将軍塚古墳」に着く。このコースに来たら絶対に寄る外せないキーポイントだ。早速狭いトンネルをくぐって中に入って行くと、6世紀の先人たちが築きあげた崩れることのない墓場に到達。この時代だから全て人力である。現在のように重機や機械類が無くどのようにしてこれを築き上げたのか?!
先人たちの
「努力と知恵と勇気」
を貰うために、
奥深く入って手で触り、
ご利益を得る為に、
想像を巡らせる
6世紀と言えば、大和政権下における「仏教伝来」が特に有名であるが、戦や領地争いの多い時代であった。
サ-、広大な「笹の原」を見ながらも、一本のササユリもない山道をひたすら進んで行くと、坂の向こうに「大日山」頂上にある鉄塔が見えて来た。
早速頂上広場に上がって、雲一つない
ブル-バックに冴えわたる晴天の下、
和歌山市内や高速道はくっきりと浮き上がり、
最後の締めはモードを変えてズームMAXで、
「和歌山城」を撮ることである。
ここまではっきりと撮れることも少ないので、
満足度は一気にてっぺんに登ったのだ
しかしこの頂上広場には影が無く、照り付けるキツい紫外線は肌を焼き、10分程いたが他に誰もここに上がってくる人はいなかった。
冬場なら最低でも15分は頂上で、
絶景を堪能するのだが、
夏場はそういう訳には行かないので、
仕方なくここから「金龍大神」を目指す。
楽しみな「あれ」を探して・・・
渓谷コースを下って行くとこの時期には、毎年少ないが「ササユリ」を見ることができる。今回もそれを楽しみに「笹の原」を両脇に山道を下って行くと、何と「一本に4輪のササユリ」があるのを発見
満開の最ピークである
場所の特定が出来ないように
掲載写真はこの一枚とする。
今迄の道中には延々と続く「笹の原」があったにもかかわらず、一輪のササユリも無く、何でやねん!と思いながら来たが、最後の最後に期待を裏切らなかったこの「渓谷コース」は、急坂で道は狭く石ころが多いので、来る人が少ないから観れたという風に思えるのだ。
そして前回も書いたが、
人の手が入って保護され育てられた「ササユリ」よりも、
過酷な自然の中で自力で花を咲かせた「一輪」は、
絶対的な価値があり、そういう気持ちも加わって、
本当に美しいと思えるのである
さらに「渓谷コ-ス」を下って、喜こび勇んで次に向かったのは、「六地蔵」である。手を合わせ後にした。
さらにここからも「笹の原」は続いたが「ササユリ」を見ることは無かったのだ。
本道の幅広遊歩道に合流して、
次に向かうは「万葉植物園」である
モミジの木が沢山覆う小高い丘に上がってくると、そこは異様なくらい全面に「モミジの葉」しかない別世界へと誘ってくれる。緑色から徐々に変化し赤色迄のグラデ-ションは圧巻で息を呑む
毎年晩秋の頃、この「紅葉」を見に来るが、この丘全面に赤く染まるモミジは絶品だ
さらに先に見える「東屋」で最後の休憩をたっぷりとるのが至福のひと時だ
最後は「資料館」前にある「池」を一回りしていく。もうほとんど野鳥は見ることができなかった。池の周りは殆どが陰になっていて涼しい事最高である
今回の「紀伊風土記の丘」界隈のウォ-キング
「6.4km/2h56m」は、
6時40分に出発だが、
すでに近所の常連さん達が
たくさん来ていて賑わっていたし、
早く来て早く帰ろうという気持ちが見える。
さらに嬉しかったのは、
最後の最後で「一本で4輪のササユリ」
を観ることができた期待を裏切らない
「渓谷コース」は、内緒にしておこうと思う
今回は今までで「一番の汗をかき」、
汗を出す毛穴の筋肉運動で、
毛穴に詰まった垢を追い出し、
大量の汗をかくことによって、
体内のデトックス効果は、
毒素が排出されることで、血液のめぐりがよくなり、疲労感の回復、むくみ改善、なども期待できるし、 腸内環境もよくなることで、ストレス耐性も上向き、イライラも緩和され。、狸腹のダイエットはもちろん、体の免疫力の強化、メンタルの健康にも期待できるという、汗をかくことの効能は計り知れないものがあるのだ、という事を信じて毎年暑くなると、距離を歩くことではなく、汗をどれだけ流したかが重要である。
今年も又、汗を流す「その時!」が来た
朋あり遠方より来る 亦た楽しからずや
夏場に沢山汗を流すことで、
冬場に風邪をひかないという、
自分自身のジンクスを信じて、
サ-始まった「汗をかく」という
アウトドア活動には、
熱中症にかからないように注意して、
その決意を新たにした
今日この頃・・・・