短距離、短時間で行ける絶景ポイント、
鳥居の存在感がものを言う
「白山神社」のある
【 笠 山 】
へ行ってきた。
現地出発は「6時55分」である。
さて、「種河神社」の境内を一周して、安心安全を祈願し、
鳥居が物を言う「白山神社」のある
笠山へ、いざ出発。
公園を通過して「登山口」から入って行くと、間もなく「岩不動」に着く。
岩の急斜面に祠と燈籠があり、
険しさの中に身を置く緊張感を、
表しているのだと解釈する。
要は、慎重に注意深くことをなせ!
という事だろうとの【戒め】
だと思う今日この頃・・・
さらに進んで行くと、金網沿いに下りの階段があって行くと、阪和道の真近に着く。上り下りの高速道にはビュンビュン走る車の往来が絶えない。
下り切ったら高速の下をくぐるトンネルがあって、くぐったすぐにまた一段の高さが約30cmほどもある階段が強烈にきついのだ。
このコースの一番の難所・泣き所だ。3回ほど立ち休憩をしながらたっぷりの「有酸素運動」と「足腰鍛錬」「アキレス腱強化」はこんな低山でも緩くはない。
やっと上まで来ると「朱色の鳥居」が迎えてくれて、「一礼」をして前に進む。
暫く行くと、「ひだり半丁すいてんぐう」の石碑がある。
ちょっと「シダ」が生い茂っているが、辛抱して寄って行くことにした。
ここに来ると「シダ」を刈ってあれば行くのが通例である。
着くと「小さな水がたまる小池」があり、透明感抜群の湧水が湧いていた。昔の当時、ここで休憩し、水を飲み、顔を洗ったりして役に立った水たまりである。
もう何回もここに来てるが、水が枯渇して底が見えたのはたった一度だけで、それ以外は今日の様になみなみと湧水が溜まっているのだ。
山の斜面の水が、湧きそうにない場所に透明感抜群の水が湧いてるという不思議は、自分の知識では解決できない問題である。
どんどん上がって行くと、一部に開けた「絶景ポイント」がちらほらと出て来る。ゲートタワ-や関空、環境センタ-の煙突など、その都度大阪湾や泉南市などの光景を眺め、久々に見るこの絶景を堪能しながら、頂上に向かった。
そしてまだ朝が早いので、何時も聞こえる射撃場の乾いた銃声は聞こえることは無かった。
サ-「笠山」頂上に着き先ずは「三角点」をチェック。
「白山大権現」、「これより左あぜのたにじぞう」
の古い石碑を確認。
冬場に来た時は、ここでいつも「カップ麺」をするのが好きである。
この時は裾は白んでいるが、上空にはまだ薄日だが陽光があった。
頂上は枝が伸びて、殆ど展望が開けていない状況だったのだ。来る道中も倒木があったりして乱れていたのだが・・・・
今、どこの山もボランティアが高齢化して、
その数を減らしてるのが現状である。
しかし、周りに大きな障害物のない頂上にある「鳥居」は、大きな「存在感」を示す。
かなりの枚数の写真を撮ったあと、折畳椅子を出して、リュックをおろし、たっぷりの休憩を取った。
出発して「畦の谷地蔵尊」に向かう。
道中には、小さく提灯のように下をを向いた「ネジキの花」がタワワの満開で、さらにもう遥か前に終わった「モチツツジ」の花が数輪、がんばって咲いていた。
かなり下って「がれ場」に来ると、さっきいた「笠山」が「小富士山」のように聳え立つ。
しかし徐々に薄い雲がブル-バックを覆いだして来た。
さらに進んで下山した所には池があるのでいつも覗いて行くのがルーティンだ。池の向こうの端っこに一人釣り人が居るのを見るのは初めてである。
この時は既に雲が空一面に覆っていた。
すぐ近くにこの「畦の谷地蔵尊」があるので、2階のお堂に上がって天井には提灯だらけの迫力ある様子をカメラに収め、「般若心経」を唱えて出発。
ここ迄の仏具が揃っていて誰に遠慮も無く大きな声で「般若心経」を唱えられるのは、ここと「岩神観音」だけである
「四国88ヵ所巡礼」をするときに難儀して覚えたこの何も見ずに唱えられる「般若心経」は、自分の「大きな知的財産」であると同時に、決して忘れてはならないという思いが強いので、この2ヶ所の存在は大きい
今回の「3.9km/2h29m」は、
自分が設定してる「山歩きコ-ス」としては、
絶景があり、変化に富んでいて、
魅力たっぷりの「笠山」は、
最短のコースである
時間のない時や、昼から雨とか、
の時に良く活用する定番のコースだ。
天気予報では10時前後から「曇り」となっていた、
その通りになった今回の山行は、
1月17日以来の久しぶりの「笠山」だったが、
最短コースであるがちゃんと、
「有酸素運動」と「足腰鍛錬」「アキレス腱強化」
をしてくれる有難い場所もあり、
変化に富んでいて絶景もあるという、
納得の山行であったと思える
今日この頃・・・・