BS映画「八甲田山」1977年作品! | 紀泉伝次郎・趣味のブログ

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BS放送は今「ええ映画」を魅せてくれる。

今日観たのは、あの新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』をもとにした

映画「八甲田山」

1977年(昭和52)作品で、169分というロングバ-ジョンである。

高倉健主演で、名優が脇を固めてる。

完全なる指揮命令系統に支配される軍隊にあって、積雪と猛吹雪という大自然との闘いに命を懸けて奮闘する様子を描いた大作である。

 

配役

島田正吾 友田少将

大滝秀治 中林大佐

高倉健  徳島大尉

丹波哲郎 児島大佐

藤岡琢也 門間少佐

前田吟  斉藤伍長
北大路欣也 -神田大尉
三國連太郎 -山田少佐
加山雄三  -倉田大尉
小林桂樹  -津村中佐
神山繁  -本宮少佐
東野英心 -伊東中尉

緒形拳  -村山伍長
栗原小巻 -神田はつ子
加賀まりこ -徳島妙子

秋吉久美子 -滝口さわ

 
何と言う迫力に緊張感、リアルな積雪に猛吹雪、明治時代の軍隊による真冬の1月「八甲田山」踏破の2つの連隊が違う場所から出発して「八甲田山」近辺ですれ違うと言うミッションは、途中で中止されたが200名以上の大隊の方は、リーダ-が多くいて、急いだために殆どが死に全滅、わずか20名程の小隊の方はリーダ-が一人で、焦らず知恵を使って、全員が無事に目的を達成した。
 
大隊の方が全滅した教訓は、
という事を自分なりに分析してみたら、
「急いては事をし損ずる」=事前の準備(計画)不足。
「船頭多くして船山に上る」=リーダ-は一人で良い。
という結果となった目
 
明治時代の軍隊という特殊な環境設定だが、
まさに雪深い猛吹雪のなかでこれを演じた
俳優や撮影した監督やスタッフの、
まさにサバイバルのドキュメンタリー映画
といっても過言ではない上差し
 
多分今ならコンプライアンスとか人権問題などが壁となってこういう映画は制作出来ないだろうし、CGやトリックを使って映像を作るのだろうが、この時代はこういうことができたから、生身の迫力は映像を通じてひしひしと伝わってくるから食い入るように観る感動がある。
 
また俳優陣の若い時の演技を観れたのも
また新鮮で刺激だった照れ拍手
 
リアルに感動した作品であった上差し
今、BS放送は 「My boom!」 である。