Dramatic Autumn
2023年【紅葉特集】part・8
約1300年前、修験道の開祖役行者が開基
密教霊場で目の薬師・瀬之堂
真言宗の古刹
「大澤寺」の紅葉
と
高野参詣道の一つの「三谷坂」の起点であり、
樹齢300年以上の巨木が鎮座する
「丹生酒殿神社」の大銀杏
今まで五條市などにツーリングするときは便利な京奈和道を使っているが、京奈和道がまだないころに定番の道だった根来から「広域農道」を走って橋本まで行くことにした。
要は原点回帰である。
なんでもそうだが、
久しぶりに一度原点に戻ることによって、
新たな発見や変化に出会えることもある
さて先ずは、「根来寺」の紅葉状態を確認しに寄ると、ごく一部ではピークを迎えてるモミジがあるが全体的には、「色づき始め」と言った方が正解だ。ピークは11/末頃だろう。
さてここを起点に「広域農道」を
橋本に向かって走って行く。
京奈和道が出来るまでの奈良方面へのツ-リングは、
この農道を走っていたが、京奈和道が開通してからは、
この農道を「起点から終点の橋本」まで
連続して走ったことが無いので、
今日は時間的な余裕もあることから数年ぶりに
「広域農道」を走って行くことにした。
殆ど信号が無い広域農道は、適度にワインディングで起伏も多くあり、バイクツ-リングの醍醐味を体験できると走っていてその良さを思い出す。
終点の「橋本」まで行き、「橋本駅」に久しぶりに寄って休憩した。
ここから国道24号線に入って
五條の「本陣の信号」を目指し、
一路「大澤寺」に向かった。
役行者創建
真言宗の古刹
「大澤寺」の紅葉
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「大澤寺」に来るのは一年ぶりだ。去年は「谷瀬の吊り橋」に行った後来たので太陽が照っていたが、今回は直接来たのでまだ太陽が山に挟まれた「大澤寺」に射し込んでいなかったのだ。
折角来たのにと思い、、暫くうろついてる間に徐々に陽光が射し込んできた。
昨日行った「大威徳寺」のような派手さは無いが、池があり欄干太鼓橋もあり、綺麗に手入れされた境内の庭園は品格があり見事である。
この真言宗の古刹「大澤寺」もまた
「神社仏閣に紅葉が似合う」
という場所の一つである
さて、ここからは一旦国道24号に出て、
県道55号をゆっくり走って
「道の駅くどやま」で休憩し、
さらに走って「丹生酒殿神社」を目指した。
「丹生酒殿神社」
の樹齢300年の大銀杏
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大イチョウは樹齢300年以上、幹周り526センチ、高さ25メートル、枝張り20メートルある巨木だ。
まだ緑色の葉も多く、落葉した真っ黄色の銀杏の葉の絨毯はこれからだ。しかし雰囲気は申し分ないほど色のグラデーションが鮮やかだった。
「酒殿」とは、丹生都比売命が人々に農耕や衣食住を教え、紀ノ川の水で酒を造ったことに由来する、という。
また高野参詣道の一つ「三谷坂」の起点であることでも知られている。
道沿いにある休憩所「みたに」で、
マーキングと缶コ-ヒ-ブレイク
休憩をたっぷり取った
京奈和道が開通して以来の「根来〜橋本」 までの広域農道を走ったことは、忘れかけていた記憶を呼び覚まし、めっちゃ新鮮な感覚を感じ、殆ど車とすれ違う事もなく、信号で止まる事もなく、一定の速度で走れる、というストレスフリーな道であることが再確認できた収獲は、今後また活用するきっかけとなるだろう
また「大澤寺」の紅葉🍁には派手さはないが、
風格と気品を兼ね備えた「紅葉美」は、
「寺に紅葉が似合う」
という言葉に相応しい「情緒感」が堪らない
と思えた今回のツーリングもまた元気をくれた
今日この頃・・・
走行距離・・・159.7km
所要時間・・・・5h10m