もう9月も半ばというに、この暑さはどこまで続くのか!
8月4日にグテーレス国連事務総長は、
「地球温暖化」から
地球沸騰化へ」
と警告した。
専門家の中では、日本は「春夏秋冬」の4つの季節があるが、
近い将来「夏冬」の2季節になってくると言っていたが、
要は、「春と秋」が短くなって「夏と冬」が長くなるという。
現実にその兆しを感じる「今年の夏」である。
一体いつまで汗をかけばいいのか!
今年は例年にない程、嫌っというくらい
汗をしこたまかいてきたのに!と思いながら
根来元気の森
へウォ-キングに行って来た。
歩き始めは「6:10」だった。
さて、いつも通りに「不動堂」から上がって行くが、「日の出」の時間が徐々に遅くなってきてるというのを肌で感じながら、薄暗い山道を上がって行くと、時折木々の隙間に見える真横から射す陽光が、辺りを「金色」にクロ-ズアップしてる光景は絶品である
約30分の急登は、山歩きと同然だ。湿気が多くて、また「蚊」の多さも半端ない。写真を撮ろうと少しだけ立ち止まってもその瞬間に「蚊」に刺されて、「かい~の、かい~のッ」で、西展望広場に着くまで5ヵ所もやられた。しかし「ネット付き帽子」をかぶって来たので肩から上は大丈夫だった。
右端に住金の煙突、和歌山市、岩出市、眼下に「不動堂」その向こうには「大門」と、ブル-バックに冴えわたる光景が広がっていた。
暫し絶景を堪能して先へ進んだ
また帽子のネットをかぶり、延々と陰の道を歩いて行くと、アスファルトの三叉路に出て、今回は「炭焼き小屋」方面ではなく、いきなり「管理棟」方面へ進んだ。道中には「栗のイガ」が落ちていたので靴で踏んで割ってみると、ええ色の栗が2個出てきた。
途中で見える向こうの尾根、
スカイラインコースにある「根来両景峰」
へ行って早く「カップ麺」を
すすりたいと思うのだが・・・・・・
サ-管理棟に着いたのは「7:19」だった。勿論開園前なので一台も車は無い。いつもはここからすぐに「東展望広場」に向かうのだが、逆方向に東尾根を登って「ムクノキ原」分岐点に向かうことにした。
道中は薄暗い陰の中の道であるが、上の方を見上げると、陽光に当たった「緑色」の明るいグラデーションが美しい。帽子をかぶったドングリが枝ごとあちこちに落ちている。恐らくはカミキリムシなどによって切り落とされたものと思う。
「ムクノキ原経由」の入り口に着いた。暫しここで汗拭きと水分補給の休憩だ。ちょっと気になったのでこの場所の標高を見てみたら「318m」と300mを越えていたのだ。結構高い位置にあるが、風なく湿気が多いために汗は真夏と同じほどかく。
「ムクノキ原道」を進んで行くと、誰も歩いていないのだろうことは直ぐに分かった。枝が伸び草が茂ってさらに「蜘蛛の巣」が多いこと多い事。真夏の暑い時期にこの「ムクノキ原」コースを歩く人はいないことは十分承知の上で来たのだが、今日も「ネット付き帽子」が大活躍してくれたのである。
「ムクノキ原」を一回りしてまた管理棟のある広場に戻ってすぐに「東展望広場」に向かった。いつもここでたっぷり休憩するのが「夏場のウォーキング」時のルーティンである。大きな藤棚下に影があるからだ。まだ「アケビ」がたわわになってるが、いつ裂けるかが時間の問題となってきた。
汗を拭きふき、水分補給してたっぷり絶景を眺め休憩をした
道中にある「モミジ」も先っちょの方が黄色に染まってきてるのが、季節の変化を象徴する。くねくねとした遊歩道を進んで「西展望広場」まで戻ってきた。ここから根来寺まで15分である。一気に下って、不動堂にある「洗い観音」で参拝し、駐車場に戻った。
今回の「6.3km/3h15m」は、周回する遊歩道はきつい起伏は無いが、逸れていく道中は、かなりキツイ坂があり、まさに「山歩き」のような行程を組み入れるのが自分流である
だから汗は半端なくかくのだが、今日の様な早朝だと行程のほぼ「90%」が陰になっているので歩きやすいが、残念なことに「蜘蛛の巣」と「大量の蚊」に行く手を阻まれるのである
世の中、終始全て良し!
という事は極めて稀で、
途中では何かによって、
苦悩や怪我が待ち受けるのが、
本当の人生である
♪🎵人生楽ありゃ苦もあるさ~
涙のあとには虹も出る~
歩~いてゆくんだしっかりと~
自分の道をふみしめて~🎵♪