「和歌浦」のウォ-キングコースは、
3つあるうちの今日は、
万葉の地
「片男波」コース
へ行って来た。
さて、「玉津島神社」に参拝したのは「7:40」だった。近くには「奠供山」、「妹背山」、それに「鏡山」の万葉集でお馴染みの「絶景ポイント」である3山が並ぶ。今回は久々に「鏡山」に登ってその「絶景!」を堪能する。
少し雲はあるがブル-バックが広がる「ええ天気!」である。和歌浦湾は静まり返り、風も無く、正面に延びる「片男波」の黒松並木、左に「名草山」の風光明媚、眼下には歴史ある「不老橋」の艶なる姿、歩きだしてどこを見てもいきなりの「絶景!」は、ここだけのものである。
サ-「不老橋」を横目に見ながら、ひたすら「片男波」の方へ向かう。「片男波公園」の入り口に着き、駐車料金を確認すれば、「7月8月以外は400円」なのに、何と夏場だけ一気に「1000円」となっていた。
これだけの観光地なので、当然整備も行き届き、維持管理費がかさむので、海水浴に観光にと沢山来る観光客からそのための費用を回収するのは当然である。
公園内に入って行く。「万葉館」の庭園は、完璧に整備され、美しい事見事である。今日も植木屋さんが来て黒松の枝の剪定をしていた。
さらに進んで行くと「日本庭園」がある。そう大きくは無いが、なかなかええ感じ!である。
どんどん遊歩道を進んで行くと、先細りした「片男波公園」のどんつきに着く。ここには独特のオブジェがあり、ここに来た時には写真を撮るのがルーティンである。
サ-少し戻って行くと細い短い橋があるので渡って左に進んで行くと「片男波」である。細くてくねっと曲がってる「片男波」は両サイドが海で、吹く風が心地よい。後ろを振り返ると5人の「キス釣り」が、遠浅の砂地に向かって竿をしならせていた。
丁度半分くらいまで来た時、二人の若い釣り人も「キス釣り」に来ていた。聞くと、アタリも何も無し!という返事があり、退屈感がみなぎっていた。
もう少しと、歩を進めていくとついに「先端迄!」来た。
暫し腰を下ろして生唾を呑み込んだ。
「言う事のない風光明媚で爽快な絶景!」
を堪能することにした。
ここから見る「名草山」は一番かっこええ、
後ろを振り返れば、「和歌浦一望千里」、
目の前には「ポルトヨ-ロッパ」の光景、
少し左側には高層のマンション群があり、
沖合には、黄色が派手な大型タンカ-、
さらに後ろには、「高津子山の展望台」、
という360度の水面パノラマはここだけだ!
心地良いファジ-な風に身体を任せ、
うっとり眠気が射してくるこの光景は、
晴れてるからこそのプレゼントである。
サ-十分に堪能した所でもどりつつ、「片男波海水浴場」を通過して和歌浦漁港に向かう。道中には「大きなチヌ」があちこちに散見で来た。ながい海水浴場を歩いてる時が一番暑かった。陰も無く延々と続く砂浜は、照り返しがキツイ。
いつものマーキング場所に着き、
下から放水、上から補給、
陰に入って暫しの休憩。
ほどなく「和歌浦漁港」に着くと、この炎天下でも釣りを楽しむアングラ-数人。やっぱりいつもよりは少ない。
やっと「おっとっと広場」に着いて、あの「金色大仏」の輝きに有難さを感じながら、いつもの場所で「缶コ-ヒ-ブレイク」をするのがルーティンである。
サ-ここから一気に戻って行く。「御手洗池公園」の中を散策し、ブル-バックに冴えわたる「葵のご紋」が際立つ「紀州東照宮」前を通過して、無事戻った。
イヤ-もうね~っ、「和歌浦」は
どこを歩いても、どこを見ても、
脳の中は全て「和歌浦」で充満する。
歴史に囲まれた海岸線美は、
怪しくも脳の皮を一皮剥ぎ取る!
今日の「梅雨」の中での
晴れ間のひと時は、
ワンランクアップの
ウォ-キングであった!