今にも雨の降りそうな
グレ-バックの空の下、
「煙樹ケ浜」と「日ノ御崎燈台」
「由良湾」と「白崎海岸」
の定番コースを走って来た。
さて、国道42号を南下し、有田から県道に入り湯浅町の「救命艇」のあるトイレでマーキングタイム。
この後県道の海岸線の絶景を眺めながら走って広川町、さらに国道42号に出て一気に御坊市に入って目指すは「煙樹ヶ浜」である。
後ろに聳える「西山」や向こうに見える「日ノ岬」の上部には濃い霧が発生していて雲行きが悪い。この広大な海岸線沿いに釣ってる人もたった一人で、御坊発電所の煙突も霞んで見える。
もしかして「日ノ岬」では雨が降ってるのとちゃうか!
と気をもみながらも向かうことにした。
バイクでの「雨降り」は最悪である!
サ-「日ノ岬」への分岐点を通過し、坂道に入った途端にうす暗く濃霧がエグイ。
「日ノ御崎燈台」に到着!
晴れていれば見事な「絶景!」が楽しめるのだが、水平線の確認もできないくらい霞んでいて、眼下の岩場ははっきりと見えたが、上部はまだまだ濃い霧が覆っている。
いつ雨が降るかわからないので、今回は10分程で退散した。
ここに来てこんな短い時間は初めてである。
サ-出発してさっきの分岐点まで来て、海岸線を走る県道を進んで行く。由良町に入って、いつも休憩する「由良港」全体を見通せる「東屋」があるので暫しの休憩。海の向こうに見えるのは「重山」だ。今年の3月20日に2回目の登山をしに来てるので、親しみ感は大きい。こここそ晴れてれば言葉が出ない程の「絶景!」を拝めるのだが・・・・。
サ-「由良湾」を一周して「重山」のふもとまで来ると、例の「由良海釣り公園」がある。毎回ちょっと覗いて見るのがルーティンだ。釣り客は少なく、戻って来たアングラ-に聞くと、「何も釣れていない!」と言っていた。
また「灯篭」のあるこの大きな岩場全体が、
「何とも絵になる美しさ!」なのだ。
日ノ岬よりは、
ちょっとは明るくなってきた
ような感じもするが、
気のせいだろうか!
サ-最終目的地である「白崎海岸」へ向かい出発。途中には「重山」の登山口がある。また寒くなったころに「3回目の挑戦!」に来たい。
「白崎海岸」まで来たら少し空に青い部分が見えてくるようになってきた。これで「雨に降られることはない!」という確信に変わったのだ。
やっぱりいつものように強風が吹き、バイクの土手っ腹に強く当たる。強風なので「展望台」には行くこと無く、遠目からこの絶景を眺め目に焼き付けた。
「道の駅」はオーナ-が変わって、店内をリニュアルしてからは初めて入る。腹が減って来たので、以前にはなかった「券売機」で「シラス丼」(900円)を注文。椅子もテーブルも全て新しいもの代わっていた。ただ誰も客が座っていなかったのが気にかかる。時折客は店内に入ってくるのだが、食堂の方へは誰も来ないのだ。
一人寂しく「シラス丼」を頬張るが、何か物足りなさを感じながら外に出た。
この後、海岸線を走って、由良・広川・湯浅と北上、途中から道の駅「明恵ふるさと館」を目指して内陸部に入って行く。休憩の後国道480号で再度国道42号に出て北上し帰宅した。
その間、和歌山市内に入った時、雨がぱらついて来たが、大降りにはならなかったので救われ、そのまま二国を走って帰宅できた。
帰宅したのは「14時前」だったが、その後「14時半前」から雨が降り出して16時前後には「雷を伴う☔」が本降りで来た時には、
「ラッキ-!」
もう少し帰宅が遅かったら、
全身びしょ濡れになっていたのだ。
「日頃の行い!」が救ってくれたのだと、
感謝しきり!おおきに!
そういう意味では今回は、
スリル満点のツーリングで、
いつものようにゆっくりと、
「絶景」を堪能できなかったが、
ハラハラドキドキのバイク特有の、
アドベンチャ-感のあるツーリングとなった。
走行距離・・・215.3km
所要時間・・・・6h40m