河内長野、奥秘境「権現滝」! | 紀泉伝次郎・趣味のブログ

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出来るだけ多投稿したいと思います。

今回は、和歌山県かつらぎ町から県境の「蔵王峠」を越えて、大阪府河内長野市に抜ける県道府道を走って行く約一年ぶりのコースである。

今回メインとなる立寄った

名勝、神社仏閣、滝は下記の通りだ。

葛城28宿第13番経塚「鎌の多輪」 (初)

樹齢600年のサザンカ堀越観音」 (既)

滝畑ダム近隣の守り神「天神社」 (初)

④ 滝畑ダムの地上約20m「摩崖仏」 (既)

⑤ 隠れ秘境滝・落差15m「権現滝」 (初)

さて、今日は昨日と逆転して早朝から晴天で、ツーリング日和となった。根来寺によって綺麗な「青モミジ」を見ながら、ツーリングモードにスイッチON。

京奈和道に入って「高野口IC」で降り、久しぶりに「柿の茶屋」で一服。ここは京奈和道が開通するまでは奈良方面行の主要道であった「広域農道」に面した「道の駅」もどきである。

ここから国道480号に入って急坂を上がって絶景を眺めながら「蔵王峠」に着く。

道中には、「葛城28宿第13番経塚鎌の多輪」がある。バイクを置いて早速山道を上がって行くと小高い場所にあった。

一気に「堀越観音」に向かう。天然記念物、樹齢5~600年のサザンカの老樹が威厳を保つ。

境内を暫し散策。庫裡のかやぶき屋根は新しく綺麗に生まれ変わっていた。数軒の集落も又晴れているので、山の斜面や緑と絡み合い美しい。大きな銀杏は新緑の黄緑が鮮やかで、粋な燈籠もまた雰囲気を上げる。

境内を散策したあと、「蔵王峠」に戻って大阪側に入って府道61号で「滝畑ダム」に向かう。

ダム湖畔道の所に「天神社」がある。この存在は知っていたが、下から見るだけでも「階段の多さ!」に避けて来た。しかし今回は初めて上がってどんな神社かをこの目で見に行くことにした。説明書きの通り、鮮やかな朱色で装飾も手の込んだ三間社流造の立派な物であった。また拝殿前の2本の「木造り燈籠!」は滅多に観れるものではなく、やはり市指定文化財になるほど格調が高い。

そして名前が好きな「夕月橋」ええネーミングでんがな! この橋の上からダム湖を望んだが、めっきり水位が低ったのだ。

いよいよダム上に向かい、ダム中央から眺める「摩崖仏」を目を凝らして探し、38.5倍の電子ズームでその姿を捉えた。この摩崖仏を38.5倍で写すのは初めてだ。以前のコンデジと違ってくっきりとその姿を捉えていた。この高さなのに一体どないして彫ったのだろうか!

ダムから20分程で、河内長野の隠れた奥秘境にある落差15mの「権現滝」がある。看板も案内板も何もないが唯一このガードレールに「滝入口、足元注意」と書いた黄色いテ-プが目印である。バイクを狭い道に路駐してロープを伝って急坂を下って行くと強く水が落下する音が響く。そう「権現滝」だ。水量が多く、迫力満点で、太陽に照らされて総天然色で見る「権現滝」は、エグイ急坂をロ-プを伝って降りて来る価値は計り知れない程、見ごたえがある。

さてここから国道170号を目指して走る。以前から気になっていた改装と新築工事中だった「道の駅・いずみ山愛の里」がオープンしてるという情報があったので行って見たら、新築方には「物産所」が、旧の物産所は「レストラン」に模様替えしていて、その奥には子供用に「遊具」が設置されていて、見事で納得の仕上がりを見て来た。

一巡した後、昼休憩を取り、新しい「物産所」に入ってついつい買い物をしてしまった。駐車場はほぼ満車で前の時よりは、遥かに賑わっていた。たっぷり休憩した後、帰路に着いた。

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今回は、133.1㎞と比較的短距離だった割りには、6時間以上も掛かってしまったのは、一か所ごとの滞留時間を多くして、焦らずゆっくりと時間を過ごす為の条件が整っていたからである。

今回は5ヵ所の訪問をしたが、中でも最も楽しみにしていたのは、河内長野の奥秘境にある隠れ名瀑「権現滝」だ。舞い上がる水しぶきがほとばしり、薄く虹が張っていたのは太陽光のお陰である。

「自己満足度」最高のレベルであった今回のツーリングは、「権現滝」へ下って行く場所を探すのにちょっと手間どったところに冒険心を掻き立てられた。

この余韻がずーっと尾を引いているのだアップ

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走行距離・・・133.1km

所要時間・・・・6h15m