無心になって漕げる=健康! | 紀泉伝次郎・趣味のブログ

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趣味のブログをメイン内容として、
日々の活動や微妙な心の変化などの日記として、
身体が動かず何もできなくなった時、
読み返して記憶をたどりたいので、
  【 将来の自分の為に! 】
出来るだけ多投稿したいと思います。

今日は、加太・「淡島神社」までの通常コ-スを走って来た。やっぱり早朝は冷え込んでいて、分厚い雲に覆われた中で出発した。

さて、深日漁港では相変わらず釣り堀での「太公望」は多くいた。しかし上空の雲は広域だ。

深日港で釣りをする人は、トイレ有、餌屋あり、駐車場あり、しかも無料、車から10歩で釣り場、電車で来ても釣り場まで歩いて5分、など便利すぎる上に楽さを求めてきた「釣りの素人」である。拘りのある「玄人」はまずここには来ないだろうと勝手に思っている。

ただサビキで、小物狙いで最初から来てる人は違う。

そんな目で、この深日港での釣り人を観察してるとなかなか面白い結果が出てくるのだ。

しかし今日は一人もいなかった。強風とこの天気だ。ゆっくりと釣りはできない。

しかし「赤灯」の方には3人釣っていた。強風・寒い・曇り空、好きやから出来るんですね。

ここから一気に「とっとパ-ク」に向かう。強風は一段と増して来た。先端部分には殆ど人が居なくて、少しでも風の少ない階段付近に集まっている。

サ-「小島漁港」に着いた。小雨がぱらついてきたのだ。空を見て、そんなに長く降る雨ではないと判断して、前に進むことにした。駐車場には全く車が入っていない閑散とした状況は「小島漁港」としては珍しい。

「大川港」もしかりで、釣ってるのは二人だけだった。「浚渫工事」か、何やら土砂を掘り起こしていたのだ。

大川トンネル手前の気温表示は【6℃】だったが、特にこの辺りは風が強く吹いていたので、体感温度は「1℃」くらいに感じる。

時に冷たい風が目から「涙」を誘うのだ。

加太海水浴場は閑散とし、旧道を抜けて行けば「紀州 加太浦」と書かれた「提灯」が各家の軒下を賑やかす。

最終地点の「淡島神社」に着く。いつもはここで「缶コーヒ-」ブレイクをしてゆっくりするところだが、今日はそんな雰囲気ではないのですぐに出発して戻って行く。

「さくら公園」でいつもの「ドリップコーヒ-」をするのだが、今日はできる状態ではないと判断して進んだが、着いてみると風は少しで風防をすれば出来ると思い、また小雨がぱらつく中で早速準備にかかった。

刹那の憩いは身体を温めてくれた。

やっと、ほっと落ち着いた瞬間である。

広い公園は薄暗く、鮮やかな水仙も色あせて見えた。出来るだけ短時間で「ドリップコーヒ-・ブレイク」を終わらせて出発。自分にとってはこのコ-スで最大の難所である「大川トンネル」へ上がって行く坂を、大きく呼吸をしながら脚に力を込めて、ふら付きながら無心にペダルを漕ぐ姿は、他から見れば滑稽だろう、と思う。

しかし「約1kmのトンネル」を抜けると青空が見えて景色は一変する。淡路島方面は晴れ渡っていたのだ。タンカ-の黄色が鮮やかで、明石海峡大橋の橋脚が見えるが、まだ風は強い。

再度「とっとパ-ク」に戻って来た時は、色鮮やかな光景が待っていた。

こうなってくると、まっすぐに帰ろうと思っていた予定は、久しぶりに「道の駅・とっとパ-ク」に寄ってみようという気になるのだ。上空は徐々に雲が抜け、ブル-バックに冴えわたって来た。

当然に気持ちも晴れて来る。

深日港や深日漁港は、行く時の様相とは全く違って、見慣れた絶景を堪能させてくれた。

まっすぐ帰る予定が、また予定外だが、「里海公園」まで行くことにしたのだ。

晴れてくれれば多少の「風」は辛抱できる。

無心になってペダルを漕げる健康!

心身のどちらかの健康が崩れていると、ペダルを無心になって漕げることはない。

また今回の「散歩タリング」は、

行きは難儀、帰りは最高!

という冬空の「掟!」を身をもって体感できた太陽の有難さは身に染みた。

 

走行距離・・・・41.6km

所要時間・・・・5h50m