(その①)「藤白神社」と「鈴木屋敷」 | 紀泉伝次郎・趣味のブログ

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日々の活動や微妙な心の変化などの日記として、
身体が動かず何もできなくなった時、
読み返して記憶をたどりたいので、
  【 将来の自分の為に! 】
出来るだけ多投稿したいと思います。

海南市の藤白神社を出発点とする「熊野古道紀伊路・藤白坂」を上るために早朝自宅を出発した。見所が沢山あって写真枚数も89枚と激増した。よって、断腸の思いで厳選して、半分以下の40枚に抑えても「2回に分けて投稿!」するのが良しとした。

(その①)「藤白神社」と「鈴木屋敷」

(その②)熊野古道紀伊路「藤白坂」

の2回に分けて投稿する。

行く前にネットで情報を確保して行ったが、実際はそれを凌ぐ面白さと、重厚感、迫力、絶景、歴史感 等々の印象を深く受けたのが率直な感想である。今日は天気が良く、風もなく、いきなりテンションアップで期待を膨らませてくれたが、「藤白坂」での道中はさらに高品質な情景に胸を打たれることになろうとは・・・・・・!

片道2㎞程度なので、いつもと同じ感覚でのトレッキングだと思って行ったが、全く違う雰囲気に圧倒され、刺激を受け、また来たいと思わせてくれる往復約4㎞の短い「歴史トレッキング」は格別だった。

先ずは「藤白神社」横にある「鈴木氏発祥の家」を見にいった。古くなってきたので修復工事中で壁と柱だけが残っていて、中は何もなかった。

この家が全国の「鈴木さん」のル-ツで発祥の地である。全国で一番多いという「鈴木さん」の元祖の家である。この説明文を読むと平安末期から始まってるというから、歴史が古い分「鈴木性」が多いのだ。さらに「義経」も泊まったとか! そういう「古!」に思いを馳せるとき、徐々にテンションが上がってくるのを感じる。

さて「藤白神社」に戻って境内を散策。正面入り口からして他の神社と趣が違う。早朝なので職員の方がオ-プン前の準備をしていた。ここには熊野古道九十九王子の「藤白王子」が鎮座する。

境内には「復元工事中、鈴木さんいらっしゃい」というのぼり迄あって、鈴木でない自分はちょっとだけ疎外感を味わう。また1300年前に起こったという不運の「有馬皇子」の墓石があり、説明を読めば読むほどに歴史感が胸を打つ。

「熊野古道紀伊路・藤白坂」に通じる境内の端っこには、「気を引き締めて急坂を上れ!」と書いてある札を見て、「一体どんな坂なのか?」と瞬間に妄想が広がって行った。

次は(その②)熊野古道紀伊路「藤白坂」へと続く!