皆様、いかがお過ごしでしょうか?jimmy隼人です。こちらは、すでに日中汗ばむ日がつづき、この先大丈夫か?って感じで厳しい温暖化の夏を覚悟せねばという気持ちでございます…おっと、その前に梅雨もありますね。さぁ体調管理に気を付けて好きなことに熱中症じゃなくて、熱中しよう!今回”夏”をテーマに石立鉄男とくれば、正に夏生まれの熱い夏男、若きあの頃の夏男はカメラ目線でグラビア撮影をしていた!当時の女性はこの視線にハートを鷲掴みされた方々も多かったのでは?先ずはご覧あれ文学座時代の若き石立鉄男さんのグラビア写真↓
撮影場所は、当時の芝白金・迎宴館プール。現在の港区白金になります。私が初めてこのグラビアを見たのがおよそ十数年前、再放送世代の私は、えっ石立さん?本当に石立さん!?って感じであまりのイケメンの石立さんに驚きましたよ(笑)そこには、「お前はどこのわかめじゃ」の石立さんはおりません(笑)正に「お前はどこのイケメンじゃ」でございます。このグラビア写真が掲載されている週刊誌が発売されましたのが、1965年7月28日号なので、石立さんの誕生日(7月31日)前となりますので、撮影時は22才になります。その貴重な週刊誌がこちらになります↓
週刊女性※昭和40年7月28日特大号(表紙)を飾るのは女優の浜美枝さん。目次↓
グラビアP73に掲載↓
ちょっと早いですが、これからやって来る温暖化の暑い夏を、ぶっ飛ばせ!ということで、当時のグラビア&若き石立さんのインタビュー記事をここに復刻!それでは、特別企画復刻版・石立鉄男(文学座)の24時間 青春とは腹のすくもんだ!
●「風変わり野郎」とか「都会的」と他人は俺を指して云う。どうも1つのタイプにはめこんでしまいたいらしい。自分の思ったこと、感じたままに発表したい俺にとっては苦痛だ!そんな男の1日とは
午前10時◆朝食をとる 牛乳2本、パン1コがメニュー(自宅にて)◆24時間を使う・舞台げい古は朝11時から夜の7時頃まで終ると友人や先輩たちと批評会、または映画か芝居へいそぐ本も読まないボケッとした時間には1週間分の洗濯。そんな生活のくり返しに、ときには不安になってパチンコ屋にとびこむ。ストレス解消にはこれがイチバン!無我の境だ ◆女の子・あー女、女か。俺のみる目が変わったのか化け方が上手になったのかは知らないがオープンになったョだが女はおろかな方がいい。特に自分のおろかさを知っている女がいいねぇ…。女のひねくれたのと意地きたないのは嫌だネ女が職業をもつ事は大変良いことだが、何のためにその仕事をして何の目的のためか、はっきりした自覚をもってほしいものだナ…。
午後2時◆けい古始まる 224 のセリフで大奮闘 けい古の荷物は毎日、台本1冊、着がえ1枚。オヤツのみかんが1コ(文学座で)”花咲くチェリー”公演◆7月23日ー30日都市センターホール◆700円 ◆長い時間かける・役者を選んだことに後悔もなければ、良かったなあと考えてもいない だが始めたんだから終わりまではやろうと思っている”ここが終わりだ”という奴がいない所をみると、この仕事には、どうやら初めがあっても終わりはないらしいや。きりがないこの仕事ーでも自分をごま化すことは嫌だ!ずい分居るぜどうでもいいのが…◆PR・石立鉄男・れっきとした本名さ 昭和17年生まれだからいきの良さもいい所だな。5人兄弟の4男坊のせいかボケッとしたところもあるさな。だけど1メートル75の長身だからカッコだけはいいよ 己に誠実をモットーにしているから成長株になること間違いなし。いかがですか 住所=新宿区信濃町10 文学座内
午後7時◆帰宅 女友だちとシュエクスピアを語る(信濃町で)撮影=大竹 静市郎
いかがでしたでしょうか?時は1965年夏、若いとはいえ、往年の石立さんと同じく基本ブレてない姿勢を感じます。しかし、皆さんご存知の通り、その後マスコミ嫌いとなり長い期間、取材を一切受けないことで有名な石立さんです。ユニオン石立ドラマで演じられたキャラのひとつである、モデルを撮るカメラマン役とは逆の実際に、自分が本物のカメラマンにモデルとして、そしてカメラ目線で撮られるという。そこには、若きハングリーな石立鉄男さんが記録されている。唯でさえ、マスコミ関連記事が少ない(ゴシップ記事は多少有り(笑))石立さんの超イケメン文学座時代、グラビア&インタビュー記事が6ページにわたり掲載されている週刊女性・昭和40年7月21・28日合併号は、石立鉄男マニアコレクターにとって、トップコレクターズ・アイテムだと言えます。特に、俳優座・文学座時代の若きイケメン時代の石立鉄男さんのファンの方必需品ですよ!是非ともお手元に!
 人に歴史あり(笑)それでは、また気まぐれに・・・