皆様、真夜中の使者~jimmy隼人です。本日、ベストフィールドより"昭和の名作ライブラリー第64集"「気になる嫁さん Blu-ray 」が発売!ご存じの方も多い事と思いますが、ユニオン映画・石立ドラマシリーズ第2作になります。主演は、当時お嫁さんにしたいNo.1とも言われた、榊原るみさん!本作でもタイトル通りのお嫁さん役をタイムリーに熱演。1番、輝いていた時期ではないでしょうか♪そして、我らの名優こと、石立鉄男さんも画面狭しと大暴れ(笑)しております。前作、プロ野球中継の雨傘番組として好評だった「おひかえあそばせ」同様、視聴率を気にせず、思いっきりやりたい事が出来、その後の石立ドラマの基礎パターンが確立されて行った作品でもあります。しかし、ホームドラマでありながら、いきなり主役が未亡人となって、その家族の中で生活を始めたり、家族の借金のために長男が結婚。更に、長女の愛する人も亡くなる。そんな強烈な出来事が起こる中、笑いあり、涙ありの素敵な作品になっているのが、やはりメイン脚本家の松木ひろしさんと役者石立鉄男さんとのコンビに、音楽家、大野雄二さんが加わった最高のトライアングルトリオが奏でる、偶然でありながら運命的でもある、あの当時の奇跡の瞬間が時を経た今でも色褪せない理由なのかも知れません♪
HDネガテレシネによるHDリマスターを作成し、高画質化を実現。
当時、「帰ってきたウルトラマン」のレギュラー出演をはじめ、映画「男はつらいよ」のマドンナ役と大人気だった榊原るみさんの全盛期を拝める本作品は、私的に石立ドラマの裏傑作だと思いますね。石立ドラマシリーズを観ると、その作品の中に、自分も自然に入り込めて感情移入出来るんですよ、そしてその画面に映る、あの時代、「昭和」にタイムトリップ出来るんですよね!


そして、今では有名な話ですが「気になる嫁さん」とくれば、そう「帰ってきたウルトラマン」第37話ですね。これは、ある意味、突然のトラウマ劇場とも言えますが、当時の榊原るみさんの仕事のスケジュールの都合上「気になる嫁さん」の主役として、やむを得ず坂田アキ役を降板せねば為らなかったのですね…
これは、切ないシーンですよね…
そして、榊原るみさんが降板された後に、そのポジション的位置を演じられた村野ルミ子役の岩崎和子さんと、この年(昭和46年)「たんとんとん」というドラマで共演されております。



お二人とも、チャーミングですね!
こちらは、コレクションの榊原るみさんのサインになります↓
こちらは当時のTVガイド昭和46年12月3日号掲載の貴重な番宣広告になります↓

「気になる嫁さん」で、演じられた次男、文彦のキャラは、石立さんいわく"石立鉄男ってカッコいいだろ"って演じられていたそうです。石立さん自身、三枚目を演じたつもりはない、常に二枚目を演じ、自分が女性だったらこんな男に惚れるキャラを演じていたそうです。カッコ悪さのカッコ良さを自ら演じ、次回シリーズ第3作目「パパと呼ばないで」にて初の主役を演じられました!それでは、また気まぐれに…