演劇de社会貢献:吉祥美玲恵「どんな時でも上機嫌」

演劇de社会貢献:吉祥美玲恵「どんな時でも上機嫌」

世田谷から信州小諸に移住しました。
今までおこなっていた演劇活動を、こちらdeこのように形をかえて、いろいろ活動しています。そんなアレコレご紹介します。

劇団佐久サムライ主宰

・「殺陣教室」月曜18:30~ 小諸正眼院・研修道場にて
・「吉祥美玲恵の語り一本」FM佐久平76,5MHz 日曜12:30~12:45
信州の民話放送中
・「演劇講座」佐久創造館 令和3年度発表会は8月開催の「佐久の夏」にて上演予定!参加者募集中
・佐久ケーブルテレビ「Today's pickup」毎月最終木曜日【佐久サムライリターンズ】出演中

大本山総持寺太祖瑩山禅師七百回大遠へ

曹洞宗長野県第一宗務所第10・11教区、大型バス3台連なり、

いざ出発 お天気にも恵まれた旅となりました

 

コロナ禍以来、バスの旅なんて、何年ぶりのことでしょうか

もう、遠足気分です

 

お寺さんも一緒のバスですから、トイレ休憩の際の、

お坊さんが集団でバスを乗り降りされる光景は大変珍しい眺めです

 

首都高の渋滞もさほどではありませんで

鶴見に到着です

こちらがポスター

輪袈裟をして、円相図のステキなパネルの前で。

法要が始まる前に、総持寺の中をご案内くださいました

景色が映るほど、磨き込まれた廊下「百間廊下」

164Mもある長い廊下、修行僧が一日2回、雑巾がけをするそうな

この、そろったスリッパ見て下さい

「はきものを揃えると、心も揃う」

お手本です

日本は祈りの国だ!

参加者一人ひとりの名前が呼ばれ、

ご先祖様も喜ばれていらっしゃいますね

 

今年の上半期の締めくくりに、ステキな回向旅

心軽く、パワーアップしました!

 

宿は熱海・金城館、スご~イご馳走でました

日常の3食分?もっとか?

 

 

4月20~21日 

佐久、千曲錦の蔵開き

もうだいぶ前の話だが

父、名立帰山が描いた一升瓶のラベル

一枚一枚を手書きした 大吟醸 「帰山」があった

販売すれば、手元に残らないので、

ラベルの冊子を作って残してくれた

 

 

その「帰山」が、こんなに種類が増えているとは!

 

その「帰山」がフランスでも人気と聞いた、

おとうさん、フランスだってよ!

 

 

子どもの頃から、お医者さんが苦手だった父、

(学校の予防接種などは逃げ帰ったと聞いています)

昨春、腹痛で受診しましたが、痛みがおさまれば「帰ろう」と、

勧められた検査の予約もせずに帰宅。

あとは処方の薬を服用して、おりました。

 

それから十ヶ月、再度腹痛に見舞われまして、

我慢ならず受診、抗がん治療等提案ありましたが、希望せず、

痛みが出たら、薬を強くしていく、

自宅でみとる、延命治療なし。

色々と確認し、決めました。

 

訪問看護・診療・介護・リハビリ、

多くの皆さんの力を借りて、ここまでやって来れました。

ふり返れば、毎日綱渡りでした、

 

夜間は2時間おきに起きて、トイレ介助

笑うと免疫力上がるからと、起きるたびに二人で笑ってみました

朝の来るのが待ち遠しい夜は、昔の話をして過ごしました

「これがよい」の教えを信じ

明るく、口角上げて、前向きに歩めました。

 

強い薬を服用して、5日目3月31日の晩、

血圧が下がり、手足が冷たいので、

馬油クリームつけてマッサージをしてましたが

呼吸音が乱れて、聞こえなくなりました

「おとうさん、息止まってるよ」と声を掛けましたが、

もう戻りませんでした。

 

 

88歳でした。

 

絵を描くことが、大好きな父でした

その絵を捨てても、大切にしたのは母の存在

母がいなくなり11年、よくがんばりましたね

母待つ、あちらの世界へ、すっと迎えたように思えます

 

お世話になりました皆様、本当にありがとうございました

 

4月2日に葬儀を終えました

 

5月18日(土)

父が描いた天井絵「玉兎龍」のある正眼院にて、

四十九日法要、納骨となります

 

写真は、一昨年の「さくらの下で、弁当を食す」