STORY百花-9 | 三代目妄想中☆GENERATIONS数原龍友♡

三代目妄想中☆GENERATIONS数原龍友♡

妄想ストーリー執筆中。
GENERATIONSが好きです。
数原龍友が一番のお気に入りです。


★フィクション★
妄想書いてます。

不快に思う方は立ち寄らないでね。




梨沙side)


夕方17時のお渡しの花束は、

お得意様の五十嵐さんからのオーダー品。




岩田さんも山下さんもいない中で作るのって、

緊張する。






片寄「テーマとか決まってるんすか?」


「お誕生日ですって、パーティー用かな?」


片寄「オーダー表に色も書いてあるんすね」


「とりあえず、作っちゃお!」





オレンジと赤

色指定がそれだけだったので、

コスモスを取り入れ

一瞬のインスピレーションで

作っていった。




いつのまにか、お店には登坂さんがいた。













登坂side)



梨沙さんが作ってる花束、デカいな...

これ、いくらすんだ?

集中してて店にオレが入って来たことも

気づいてない。





登坂「やっぱさ、健ちゃんのコーヒー飲まないと

仕事する気になんないよねー」



片寄「じゃ、健二郎さんがお気に入りの

アメイジングコーヒー買って来ましょうか?」



登坂「え、マジ?

店出て大丈夫?」




片寄「ご近所のお得意様にアレンジ届けるんで

その帰りに、買って来ます。

梨沙さん!

配達行って来ます!」







梨沙「はい!

行ってらっしゃい」





「!!

登坂さんいらっしゃったんだ!」






俺のこと、やっと気付いたらしい。




「気にしないで、仕事して!」



梨沙「ありがとう、笑。」




視線が花束に移ると、彼女の目つきも変わる。

これだけでも充分に見えるのに

細かい手直しをしていく、

その手つきに見惚れる。

もっと見ていたかったけど、

あっという間に完成。



慣れた手つきでラッピングしていく。

彼女がいつも髪を束ねてる理由が分かった。

こんなデカい花束とか作ってるんじゃ

髪も結ばないと邪魔だよな。
















♫カラン







梨沙「いらっしゃいませ」




客「こんにちは、梨沙さん」






梨沙さんの顔が一瞬曇った。


客は、20代の若いオトコ。


スーツ着てて、何者かはわからない。


ただ、梨沙さんの顔が今までと違って


表情が硬くなったのは確か。


で、なぜかオトコの方は


にやけてるっつーか、照れてる?







梨沙「数原くん...」








数原「梨沙さん、お久しぶりです。

今、オレ、五十嵐さんとこ居るんです」






オトコがそう話した瞬間、

梨沙さんの顔は凍りついたように

引きつった。