岩田side)
エリナは眠ってて、○○不動に着くや否や
すぐに車から降り、お礼を言って
走って行った。
車が多く、走って行った先がどこなのか
全くわからなかった。
臣さんからのラインもあり、
急いで事務所に戻った。
打ち合わせはスムーズに進んだ。
帰りに、スタッフから
「週末に、AKIRAさんのアーティスト本の
出版記念パーティーがあります。
全員出席下さるようお願いします。
スケジュールの調整をお願いいたします。」
登坂「がんちゃん週末は?
パーティー行ける?」
岩田「ちょっと、撮影まだあるんで・・・
その時にならないと、わかんないですね~」
登坂「そっか、例の話聞きたかったな~(笑)
じゃ、がんちゃん、また、お疲れ~」
(臣さんに知られるとマズい。
なぜなら、あんな良い女・・・
紹介できるわけがない・・・
獲られるから!
絶対、紹介しないぞ!!)
エリナside)
岩田さんに送ってもらい別れた後、
○○不動にお参りに行った。
それでも、頭がぼんやりしていたから
いつも立ち寄る喫茶店に入った。
ホットを頼み、スマホを見ていると
「エリナ!
待ち合わせ?」
と、哲也さんが目の前に座った。
「いえ、帰りです。」
哲也「こんな時間に??」
「色々人に会ったりして、
それで、この時間に・・・」
哲也「お疲れ様。
あっ、そうだ!
週末さぁ、AKIRAさんのアーティスト本の
出版記念パーティーがあるんだけど、
一緒行かない?
もちろん、スケジュール空いてたら・・・
だけど?」
「今のところ、空いてます!
行きたいです!
AKIRAさんにも、会いたいし・・・」
哲也「じゃ、決まりね。
橘さんも一緒だから、ねっ」