久しぶりに霞ヶ関に伺いました私にとって34Fはいつも特別な夜ですまさに教えを乞う場所です。
http://home.s00.itscom.net/seizan/index.html 青山御流
用意されていた花材は夏らしい白いミニサイズのカラー、ルスカス、アワ、この季節にふさわしい清涼感があります。型式でいう「行の体」今夜は園副家元より、「ため(いけばな用語でいう曲線)」をつくる時間が短い」とのお話でしたうーん、言い訳できません。
青山御流に在籍してすでに2年以上が経ちます。いつも自分を律するそして見直すきっかけをいただきます。どうしても人は何かを追い求めるとき、急ぎ過ぎる、結果を求めすぎるきらいがありがち。当然、得られることなくその後煮詰まります。あーではどうしようか、この先、どんなふうにこのことに自分は相対すればいいのか。。
初めて、Officeのコンサルタントに霞ヶ関に連れられた日を思い出します。どの流派にもないなんと神秘的でモダンいけはなか。近寄りがたい距離感のある美。それはそれはとぎすまされた独特な印象でした。得ること、手に入れること、実はそこにそれほどの意味はないのか?とも思います。しかしながら現実に形にしたい、そうしないとだめだから!心は叫びます(笑)
そう決して若くはないけれど、ならばここでひとつプロセスの人になってしまおうか、そんなことを思いながら花を持って霞ヶ関を後にします
展覧会風にそれぞれが出来上がった作品を置いて、少し鑑賞
上級の皆様の作品は本当にうっとり酔いしれました。空間とたたずまい、絶妙です