自作花器での活け花がテーマの今回の新宿高島屋で草月の展覧会が6/6~11まで開催されてました恩師の栗生先生が出品されてましたため、鑑賞してきました~
http://ameblo.jp/marronborn 栗生沙世 主宰 マロンボーン
日本橋高島屋で行われる本家総本山の草月展とは違い、会場はミニマムな規模でした。
今回は出品者の皆様は自作花器での活け花が条件とされ、そして福井に陶房をもっていた勅使河原宏先生の陶への軌跡についても、スポットをあてられた場でした
先ずは栗生先生のひまわりとオクラレルカを使われた作品
大味になりがちなひまわり、さすが、いつも優雅でノーブルさを失わないところが先生らしいです
ズキュンときたこちらの作品。蕾から大輪の花を咲かせる過程を楽しめるため、正統的に使われることが主な誰もが慣れ親しむユリ。
枝物で囲まれたいくつもの輪の中で少し窮屈そうに上を見上げてますが美しさは健在です
年のせいでしょうか。。最近はちょっと難解であったり、重層な屈折した美に憧れます
サディズムとマゾヒズムのせめぎ合いに美が呼応されます(笑)
本当に出品されたすべての作品がモダンで生命力に満ちあふれスケール感のあるものばかり。花器とともに個性が素晴らしい自作花器での出品でもあり、いつもより気負いなくおやりになれた方も多かったのではないでしょうか。洗練性もとても感じました
鑑賞した時間は草月流をやっていて本当に良かったと思う瞬間ばかりでした
そしてやはり大変な刺激とエネルギーをいただきましたこちらももっとがんばるのだ
心に響いたあとは、やっぱり新宿にいるので伊勢丹会館AENでお食事しました☆
私が日曜にメインフロアに活けたお花。蕾だったユリは大輪の花となっていました~ズキュン