日本酒大好き
和のおもてなしコンシェルジュ
喜想菴女将の細腕繁盛記
縁起がいだけではなかった?春を呼ぶ 立春大吉の本当の意味
お正月が矢のように過ぎ
もうすぐ節分
季節を感じるのに
節分飾りをしたいなぁ〜
と思ってる方にオススメのアイテムがあります
なんでそれがいいの?
それは
立春大吉
喜想菴でも
2月お料理に飾ります
これは
魔除けの意味があって
禅寺の習慣だったものが広まったもので
節分に
イワシやヒイラギを飾るだけでなく
お寺で
この字を書いた札を授与してもらい家で飾っていたもの
なぜ?
立春大吉が魔除けになるの?
それは
よく見てもらうと分かると思いますが
この字は4文字とも左右対称で
前から見ても裏から見ても
立春大吉
これは万が一
悪い鬼が家に入ってきても
外から見えていた立春大吉と同じ文字が読めて
「あれ?まだ家の外?」
と勘違いして外に出て行ってしまう
という言い伝えから
「立春大吉」の文字が厄除けとして使われるようになったと言われています
いつ飾るもの?
それは
地域によっても違うようで
1月16日過ぎから
節分からとまちまちで
終わる時期も
雨水の2月19日までとしたり
2月中のところも
これに関して
どうしてもコレ!という決まりはないようです
どこに飾るの?
これは
玄関
それは
鬼は玄関から入ってくると思われていたから
外に向けて
目の高さに貼るのが良いとされてます
では
鬼って何?
昔は
飢餓や災害などのの目に見えない災いは
すべて鬼の仕業と思われていて
災いがうちの中に入りませんように
コロナが家に入りませんように
マスクをつけた鬼もいるのかしら?
そして
節分に魔除けをたくさんするのは
節分の次の日の
春分
は
長かった冬が終わりを告げ
一年の始まりである春からスタートする
一年の節目の日の中で1番パワーのある日だから
その前に
しっかり厄除けをして
その日のパワーをいただく為に!
だったと考えられます
どこで手に入るの?
禅寺に行くと
書いてくださったり
お寺においてあるところもあるようですが
私は
自分で書いていいと思っています
心を込めて書いたものは
必ずお家を守ってくれるし
愛着もわきますよね
喜想菴のものは
京都『桜田』時代のご縁で
京都『大珠院 盛永宗興老師』様の書かれたものと
私の母が書いたもの
それを
お客様が無事であるようにと思いを込めて使っています
飾った後はどうするの?
これは
厄除けとかで使ったものは
寺社でお焚き上げをしてもらうのが1番のようですが
忙しくていけない事も多いし
そんなときは、
お塩とお酒でお清めをして紙にくるんで捨てていいようです
だから
よく年賀状に 立春大吉 と書いたりしますが
縁起がいい訳ではなかった?
と思ってしまうけど
魔除けの意味もあって
立春に大吉になるようにの願いもあって
なんて考えると
縁起がいいを乗り越えて
最強な言葉ではないか!
そう思うと
飾らない理由がないですよね(^_-)-☆
さぁ
筆ペン買いに行こっかな(笑)
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