喜びを想う菴

お料理
喜想菴女将のひとりごと
喜想菴『こぼれ話』女将編パート9
『加瀬』
を啖呵を切って辞めた私に
なぜ白羽の矢が当たったのか?
当時は
余り深く考えませんでした
喜想菴ってどちら様の方はこちらから👇
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ツイッターはじめました
秘書さんが👍
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マダムにしてみれば
ある日
いきなり私がいない(^◇^;)
事にびっくりされたようで
なにせ
『花垣』で
副頭取からのお口添えもあった私です
(その頃の私はありがたみも何もわかっていませんでしたが^^;)
マダムは
私が『加瀬』にいるときから
キチンと私が教育をする!
と思ってくださっていたようで
それなのにいつの間にか辞めてる^^;
『加瀬』のご主人も
その時は
もう私に悪かったと
思ってくださっていたようで
マダムが
『なつめ』で引き取るからと
ご連絡をくださったという訳なのです
周りにいた先輩たちは
楽しくいい方ばかりで
私はマダム付と言うこともあり
女の園でありながら
意地悪されたことなど1度もなく
よく
食事もご馳走してくれたり
本当に可愛がって下さいました
でも…
そんな
ありがたい環境に身を置きながら
所詮
『水商売』…
から抜け出せずにいました
入社したては
同級生の友達はまだ大学生
慶応や筑波大学
地元の大学に行く子も
名大や教育大学など
優秀な子が多く
「今何してるの?」
と聞かれるのが嫌で…
「『なつめ』と言うところで働いてるの」
と言えませんでした
もちろん
『なつめ』でキャリアを積んで行く毎に
『なつめ』の凄さは目の当たりにしてますから
身に染みてわかるようになりましたけど
上場企業に就職したりや教師になっていく
同級生に会うことをしなくなりました
あんなに可愛がって貰ったのに…
私が辞めるときも
涙を見せてくれたマダム…
私は
なんて
失礼千万な奴でしょう
今にして思えば
一流の方々に囲まれて
甘やかされて
表面しか物事を見ない
私は
自分が作り上げた変なプライドを振りかざし
思い上がっていたのです
『夜の商工会議所』を一代で築き上げた
『加瀬文惠』
という方の本質を
務めているときは
きっとわかっていませんでした
それが
本当に
本当に
わかるようになったのは
『喜想菴』を開店してからかも知れません
続く👋
小さな気づきが心を豊かにします
日日是好日✨
ミシュランガイド愛知 岐阜 三重版に
掲載して戴きました✨
お野菜たっぷりの癒やしの会席料理を
心を込めて一品一品丁寧にお作りしています🙇
今日も笑顔溢れる1日を
お過ごし下さい👋💕✨
また明日もお目にかかりましょう👋