ドイツのボンに生まれたベートーヴェンは
1792年からウィーンに活躍の場を移しました
引越し魔だったベートーヴェンは
なんと、70回以上も
引越しを繰り返していたのですよ
その理由は
騒音が原因で
周りの方とうまくいかなかった、とか‥
うーん
今も変わらぬ「音楽家あるある」ですね
その中でも
一番長く暮らしたお家が
市内にあります
「パスクァラティハウス」
名門ウィーン大学の目の前です
このお家の5階↓
建物の玄関へ
ベートーヴェンと書かれたプレートがあります
ふと、上を見上げると
おおおお
かわいい子がこっちを見ている
ドアを開け中に入ります
中庭
建物に入ろうとすると
張り紙がしてあって
真っ暗
まさか!今日はお休みなの???
えーー
泣く泣く
帰ろうとした、その矢先
イギリス人観光客の数人が
ガイドさんと来ました
「今日はお休みのようですよ」
と教えてあげようと思ったら!
え!
ガイドさんが
すーーっと
真っ暗な建物の
閉まってると思った
ドアを開けた!
そしてその瞬間、中の電気がついた!!
皆さん入って行った!!!
え!!!
あいてるの?!
え!!!
すかさず私も
入りました
なんということ
危なかった
階段を上がり
5階のベートーヴェンの住まいへ
驚くことに
下の階には
ベートーヴェンとは関係ない方が
住んでいるんです
いやいや、、
ベートーヴェンが住んでいたアパートに
普通に生活している方がいらっしゃるなんて
考えられませんよね
羨ましい
こちらがベートーヴェンのお家の玄関
普通のお家の玄関みたい‥
さっきのイギリスの方たちはどこかへ行かれたので
最後まで開いているのか不安でしたが
思いきってドアを開けてみると
やっていました
ほ〜
オペラ「フィデリオ」の自筆譜
時計
ベートーヴェンのライフマスク
結構、顔が大きな人だったようです‥
ベートーヴェンは
「文字がきたなかった‥」
という伝説がありますが
彼の直筆の手紙↓↓
うーん
全体で5つのお部屋からなるお家
ここで暮らしている時に
交響曲第5、6、7番
ピアノ曲「エリーゼのために」
などを作曲しました
お部屋の窓からは
正面に美しいウィーン大学が見えました
ベートーヴェンはこの景色を見て
あの名曲を書いていたのですね
動画でどうぞ
中心地でありながら
とても気持ちのいい気が流れていました
タイムスリップして
ベートーヴェンの魂に触れるような
特別な場所でした
おまけ
このベートーヴェンハウスの
お兄さんが
まさかの、イケメンで‥
あんら
お兄さんが紹介してくれた
日本語で出版されている
ベートーヴェンの本
そりゃ、買いますよね
買う、と言ったら喜んでくれたので
‥2冊買いましたわ