今77歳の私は、あと何年生きられるのだろうか?、私の寿命は?、余命は?。

 

厚生労働省:「平均寿命」とは、0歳時における「平均余命」のことである。

 

日本の令和4年の平均寿命は、男は81.05歳、女は87.09歳である。

 

平均余命は年齢により異なる。平均寿命が81歳だと、今77歳の人が平均であと4年しか生きられないということではない。

平均余命はある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことである。

 

令和3年の日本人の77歳の平均余命は、男11.09年。女14.45年である。

(令和4年の数値がわからないので)

77歳男は、77+11.09=88.09歳まで生きることが期待できる。

(令和4年平均寿命81.05歳よりも7.04年長いです)

77歳女は、77+14.45=91.45歳まで生きることが期待できる。

(令和4年平均寿命87.09歳よりも4.36年長いです)

 

77歳男の私は、余命11.09年、77+11.09=88.09歳くらいまで生きることが期待できるのでしょうか? 

追記

総務省の23年9月人口統計では、日本の80歳以上人口が初めて10%越え、10人に1人が80歳越えだそうです。

 

 

WHOが提唱した「健康寿命」とは、

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことである。

2023年の健康寿命が最も長い国は日本で、男72.6歳、女75.5歳である。

 

健康寿命の自立した時期のあとは、半分自立している時期があり、その後に倒れて寝たきりになる時期となる。

介護保険の利用理由では、女は骨折、転倒、骨粗しょう症、この3つの事故、疾病だけで全体の3割になる。男は心臓病、脳血管症、心臓および循環器系の病気で全体の3割を占める。男のほうが死にやすく、女は骨折してもずっと生きている。寝たきりを長く過ごすのは圧倒的に女である。介護サービスをしている人は、倒れて半年くらいをピンピンコロリとするならば、実際にピンピンコロリで亡くなる人は1割ほどだと言う。

 

今77歳の私は、健康寿命を越えても、健康で自立した生活を送っています。

毎日125ccスクーターに乗り、真空管オーディオで長時間のオペラや交響曲などクラシック音楽を鑑賞したり後期高齢者生活を楽しんでいます。

 

とは言え、今はこのブログを開設した12年前頃の元気さはありません。自然に順調に老いています。

 

 

百歳超えの長寿者

昨秋、日本の百歳以上の百寿者が9万人余、その9割が女であると報道されました。百歳超えの人は年々千人程度で増えています。

日本は世界1位の長寿国で、在命トップ10名中、4名は日本人であるという(2023年8月のネットデータ)。

ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授は2016年出版の著書「LIFE SHIFT」の中で、2007年生まれの人の内、2人に1人が100歳を超えて生きると予測し、「人生100年時代」という言葉が使われ、日本でも話題になりました。

しかし、日本の百寿者で、歩行でき食事やトイレが介護なしで自立できる人。元気でそれなりのADL(生活に必要な活動能力)や知性を保っている人はわずか1割多くて2割とみられ、百寿者の9割~8割は要介護、寝たきりかそれに近く、認知症の人であるという。